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服を買うなら、捨てなさい

あのお買い物女王の林真理子氏も、服を買うなら、捨てなさいを読んで一ヶ月は服を買ってません、なんて帯コピーを寄せていて、手にした本です。あの林真理子氏を説得できる内容とはどんなものだ!と思って読んでみたら、ウルサイことは一切書いて無くて、こ…

カツオが磯野家を片づける日

タイトルに興味があって「カツオが磯野家を片づける日」を読んでみました。波平さんが亡くなり、あの綺麗に整頓されていた磯野家がゴミ屋敷になっているところからスタートです。大人サザエさんな話ですね。なぜゴミ屋敷になってしまったか理由も納得の解説…

みうらじゅん「ない仕事」のつくりかた、を読めば仕事は作れるのか?【感想】

みうらじゅん氏は一体何者なのか? みうらじゅん氏は、「サブカルの祖」だと、雑誌の記事に書いてあるのが目についたことがありました。多分、内容はみうらじゅん氏がやってることって面白いよね〜、とか誰かがしゃべってるような記事が当時はいっぱいあった…

就職しないで生きるには?僕はこうして自由に働いている。「最低で最高の本屋」松浦 弥太郎 感想

就職しないで生きるには?「最低で最高の本屋」松浦 弥太郎 感想 夜中にふと出会った本で、読んでみようと思った本「最低で最高の本屋」です。多分、タイトルに惹かれたのだと思う。そのタイトルは松浦 弥太郎氏が影響を受けた高村光太郎の詩のタイトルにち…

ベルリンって興味深い!ダーリンは外国人「まるっとベルリン3年目」トニー&さおり一家の海外生活ルポ

好きなコミックエッセイシリーズのひとつ「ダーリンは外国人「まるっとベルリン3年目」トニー&さおり一家の海外生活ルポ」を読みました。知らないことがいっぱいで楽しい一冊でした!特にワンダーヤーレは興味深く、魔女の宅急便を思い出しました。ワンダー…

ぶらぶら散歩する人、そうでない人にも「散歩もの」

「孤独のグルメ」で知られる谷口 ジロー氏&久住 昌之氏のコンビで描かれた「散歩もの 」を読んでみました。通販生活で連載されていたものらしく、内容が渋いです。本当に主人公がお散歩する、という内容。 散歩もの (扶桑社文庫) 文具メーカー勤務のサラリ…

株式会社家族 私も父さんに認められたい篇

金ピカな表紙が特徴的な「株式会社 家族 ~私も父さんに認めてもらいたい篇~」をパラッとめくってみれば、紙がわら半紙!?これはもしかして、祖父江慎さんが装丁を担当されたのでは、、、?と思ったら、祖父江慎さんだった。このわら半紙、ってところがいい…

西加奈子・直木賞受賞後、2009年〜2015年まで6年分のエッセイ「まにまに」を読んで

小説「サラバ! 」で直木賞受賞した西加奈子さんのエッセイを読みました。西加奈子さんのエッセイは日々の「あっ!」という発見に満ちていて、さぞかし毎日が新鮮なのだろうと感じます。子供が「聞いて!聞いて!」と目を輝かせて来るあの感じで文章はいっぱ…

両親がいつまでも元気だったらいいけれど「70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本」

70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本を読んでみました。この手の本はいくつか読んでいますが、これは著者の経験をもとに漫画で描かれているので興味がありました。しかも、漫画で紹介しきれない事項については補足分が掲載されていて、内容も手厚い印…

いつもまでもそのままで、食べては太って欲しい。林真理子「美女千里を走る」anan連載「美女入門」

林真理子氏さんのエッセイ『美女千里を走る』を読みました。これは雑誌ananで連載されていた「美女入門」のエッセイで「食べる → 服のサイズがアウトになる → ダイエット、美容、時々有名人」をひたすら繰り返している様子が描かれています。ざっくり要約す…

人見知りで、話すのが苦手と思っている人も、きっと偶然、隣合わせた人に話しかけてみたくなる「ニューヨークの魔法のはなし」岡田光世

ベストセラーでシリーズ化していると聞いた泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなしを読んでみました。確かに日本人にはあまり無いコミュニケーションの取り方かな、と思いますが、大阪だったらちょくちょく似たようなことはあるかも。300円の…

アイドルになるって大変なんですね。武道館。朝井リョウ

モーニング娘が好きだと言う直木賞作家朝井リョウ氏の武道館を読みました。 武道館 「【アイドル】という職業が背負う十字架を、一度すべて言葉にしようと思いました。 すると、不思議と、今の時代そのものを書き表すような作品になりました」(著者) 恋愛禁…

加藤シゲアキ(NEWS)原作の短編小説集「傘をもたない蟻たちは」2016年1月放送の「土ドラ」でドラマ化

ドラマ化されるのを知らずに、たまたま加藤シゲアキさん(NEWS)原作の短編小説集「傘をもたない蟻たちは」を読みました。ドラマの第1話は「インターセプト」で、本作では5話目の収録となっています。本の帯には「何でこんなに面白いんだ。言葉が持っている…

背筋が凍るような怖さも感じるのだが、 読後感はなぜかファンタジーのよう。百鬼夜行抄

1995年から連載している今 市子の百鬼夜行抄です。わかりやすく言えば、少女漫画版「ゲゲゲの鬼太郎」いえ、内容は全然違うんですけれど、要するに幽霊や妖怪のお話しで、そこにまたひとつ「世にも奇妙な物語」の世界観が入っているような不思議な漫画です。…

クリスマスに起きる奇蹟「輝く夜」百田尚樹

永遠の0の著者でも知られる百田尚樹さんの短編集です。クリスマスらしいファンタジーな内容で、テレビドラマを見ているようにドラマが展開され、とても読みやすかったです。ただ、日頃報われない女の子が幸せになる話が続くので、いささか「もう結構です」と…

年越し村上春樹「村上さんのところ」

年末年始は村上さんのところを読んでましたが、まだ読み終わりません。期間限定サイト「村上さんのところ」で、村上春樹氏が3か月半にわたって続けた回答集なのですが、一般の方の質問にひねりの効いたものもあって面白いです。はじめのほうにある「、、、と…

事件です!食費が!551が!きのう何食べた?11巻 よしながふみ

今回も安定の面白さだったきのう何食べた?11巻。料理工程も具体的で、より実践して作れるようになったように思います。読んだら551を買いたくなると思うなぁ。いや、食べたくなるに違いない! 近鉄百貨店 今回も事件が盛りだくさんですが、いちばんの事件は…

狭くても、あきらめなくていい「収納のルール」

Amazonでの評価が良くて気になった狭くても、あきらめなくていい 収納のルールを読んでみましたが、、、表紙を見て「ごちゃごちゃしてるなぁ」と思ったのが最初の印象。でも、それが面白そうだなぁと思ったのも正直な感想。 狭くても、あきらめなくていい 収…

片付けたくなる部屋づくり ~古い2Kをすっきり心地よく住みこなす「片付けのプロ」の暮らしテクニック65

部屋が自然と片付くには、モノの配置の導線がうまくいってることや、収納のしやすさにある、と、理屈はわかっているのですが、どういう収納にしたら良いのか、イマイチアイディが浮かばないので、片付けたくなる部屋づくり ~古い2Kをすっきり心地よく住みこ…

子供の時にコカ・コーラを「国家コーラ」と勘違いしていた、原田宗典氏の「見たことも聞いたこともない 」

なぜか私は妹尾 河童氏と、原田宗典氏を混同しています。そんなわけで(どんなわけで)原田宗典氏の見たことも聞いたこともない を読みました。 見たことも聞いたこともない (光文社文庫) ダサダサのオタク風学生を瞬時にして颯爽とした青年に変身させてしま…

気遣いできる人は知っている!会話のキホン。元ANAのCAが4500回のフライトで身につけた「信頼される会話術」

はじめに「本当はすごくいい人なのにそれが伝わらない残念な人」のことに触れていて、そんな人が「気遣いが伝わる話し方」を身につければ周囲と上手くコミュニケーションがとれるようになる、と。この本は自分をよりよく見せようという上っ面の会話では無く…

京都で手に入れたいグルメなお土産「手みやげを買いに」もらってうれしい美味しくて幸せ【関西編】

表紙の写真からしてテンション上がる!こちらは京都の錦市場からほど近いオ グルニエ ドールのタルト・オ・ポムです。オ グルニエ ドール美味しいのよねぇ!焼き菓子やタルトは食べたことがあります。でもこのタルト・オ・ポムは食べたこと無いなぁ月によっ…

土地が広くてもあえて9坪、15坪、23坪の家を建てる。伊礼智の 小さな家 70のレシピ

Amazonで「よく一緒に購入されている商品」で見かけた伊礼智の「小さな家」70のレシピ が気になったので読んでみました。私も常々、家はそんなに大きく無くて良くて、お庭が広いほうがいいなぁ、と思っていたのでした。デッキを設けてもいいですねぇ。玄関前…

あの人はどうして品があるのか?「品のある人、品のない人」 紙一重だけど決定的に違う些細なこと

品を感じる人がいると、うらやましく思う。あの人はどうして品があるのか?常々そう思っていたところに品のある人、品のない人 / 紙一重だけど決定的に違う些細なことのタイトルを見つけて、、、そう!紙一重なんだよね!?と妙に納得して読んでみることにし…

マリコカンレキ!還暦にドルチェアンドガッパーナの赤いジャケットを羽織る林真理子

本のタイトルにもあるように林 真理子さんが還暦を迎えました。流石に60歳ともなると時事問題についてあれこれ言いたくなったり、色恋沙汰や、ダイエットや美容ネタは減ったのかなぁ、と思ったら、こちらは週間文春に掲載されていたエッセイでした。どうりで…

どうして女は横領してまで年下の男に貢いだのか?「紙の月」角田光代

宮沢りえさん主演の映画「紙の月」の予告を見て気になっていました。そしたら角田光代さんの小説がもとになっていると知って読んでみることにしました。映画の印象だとオフホワイトだったけれど、本は温かみのあるピンクが主体となっていて意外。 紙の月 (ハ…

糖質制限ダイエット・糖質オフのフレンチご飯・低糖質スイーツつくり方のコツ

小麦ふすま100%のお食事クレープ。ガレットのような味がとっても美味しいです!工夫をしている糖質制限ダイエットですが、小麦ふすまを導入してから炭水化物への欲求が満たされています。 さて、プロの糖質制限を学ぶべく料理本を見てみました。 スイス日本…

お笑いコンビ「ピース」又吉直樹 初めて書いた本格小説『火花』 を読んでみた(感想)

『文學界』の増刷や、芥川賞の選考にもなって何かと話題になっている火花を読みました。又吉直樹さんの本は前にいくつか読んでいましたが、独自の着眼点が理解できるようで、理解できないような、トークやネタとして披露してもらったら笑えたり、共感できる…

きのう何食べた?10巻を真似て、もやしだけのナムルを料理で作ってみました!きのう何食べた?10巻(感想レビュー)

きのう何食べた?10巻を真似て、もやしだけのナムルを料理で作ってみました! 早速、「もやしだけのナムル」を作ってみました。少し酢が入っているので、ほんのりさっぱりしてて、あっさりとした味が美味しかったです。劇うま!って味では無いけれど、一品欲…

停電の夜に・ジュンパ ラヒリ

確かエルジャポンだったと思うのだけれど、そこにジュンパ ラヒリ の新刊「低地 (Shinchosha CREST BOOKS)」と過去の著作が紹介されていた。ふと目が留まって、読んでみようという気になった。ところが新刊は、内容を見ると私にはハードそう。まずはピュリツ…