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人見知りで、話すのが苦手と思っている人も、きっと偶然、隣合わせた人に話しかけてみたくなる「ニューヨークの魔法のはなし」岡田光世


ベストセラーでシリーズ化していると聞いた泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなしを読んでみました。

確かに日本人にはあまり無いコミュニケーションの取り方かな、と思いますが、大阪だったらちょくちょく似たようなことはあるかも。

300円のおつりを「さんびゃくまんえん」と渡す日常ネタは広く知られていますが、それを受けた側も何かしらのリアクションを返す、、、そんなコミュニケーションは他府県ではなかなか見られないと思います。

だからかわからないですけれど関西人はニューヨークに馴染みやすいと聞きました。

他府県の人は日本がいい、って帰ってしまうことが多いんですって!

まぁ、何が言いたいかと言うと、意外と自分の反応がその後を左右するんじゃないかなってことです。

のだめカンタービレの、パリで奮闘するのだめと黒瀬君もいい例です。


泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし
大人気シリーズ「ニューヨークのとけない魔法」(文春文庫)の著者、待望の最新エッセイ集!
孤独な大都会ニューヨークでは、何気ない日常のなかで、他人同士がごく自然に心を通わせ、心の触れ合う瞬間に満ちています。
自分の気持ちに素直で、気張らない。この本を読むと、「自分もこんなふうに生きてみたい」と思わずにはいられません。人見知りで、話すのが苦手と思っている人も、きっと偶然、隣合わせた人に話しかけてみたくなる、そんな気持ちになれる本。

私はこの本の中で、風船をもらった話が気に入りました。

その風船を持って歩いたときの周囲の反応がいいなぁ、と感じたのです。

あと、絵を「上手い」と日本人は褒めることが多いと思うんですが「それ私は好きだなぁ」と言うのがアメリカらしいと感じました。


本編ではひと言英文が紹介されているので、ちょっと英語のフレーズを覚えたい人にもおすすめです。

短文が羅列されてるんじゃなくて、エピソードとともにフレーズが紹介されていることで、その感覚がとてもよく理解できます。


ニューヨークの魔法をさがして ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)
スーパーのレジで著者のカゴをのぞき込み、「セール品のオレンジジュースと取り替えてきな」と言うおばさん。列車でクラッカーを食べていると、隣の男性がバッグからペットボトルを取り出し、、、ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第6弾!