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ぶらぶら散歩する人、そうでない人にも「散歩もの」


孤独のグルメ」で知られる谷口 ジロー氏&久住 昌之氏のコンビで描かれた「散歩もの 」を読んでみました。

通販生活で連載されていたものらしく、内容が渋いです。

本当に主人公がお散歩する、という内容。


散歩もの (扶桑社文庫)
文具メーカー勤務のサラリーマン・上野原が、勤務中や休日に歩いた都内の風景の数々。
北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園…。ふと目にとまった出来事を淡々と描くことが、ここまで上質な人間ドラマを生み出した。「孤独のグルメ」の黄金コンビが贈る、極上のエッセイ風コミック。

私がこの本でいちばんおもしろかったのは久住 昌之氏のあとがきでした。

どうやってこの作品の原作を考えたか、その様子が紹介されています。

そして実際に久住 昌之氏が散歩取材している様子を知ることができます。

面白い!

私は東京は詳しくないけれど、中野ブロードウェー、は名前くらいは知ってます。

が、

そのビルの上が居住区になっているとは知りませんでした。

そして、久住 昌之氏は「噂」が本当かどうか確かめに行くのです。。。

読んでてワクワクしました。

それは漫画にはなっていない散歩取材のお話しで、とても楽しめました。

ぶーらぶらする時間が無い人も、この本を読めばお散歩気分を味わると思います。