おすすめ漫画「田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている」(感想レビュー)
日本むかし話の「絵姿女房」をご存知ですか?
畑仕事をじっと見ていた美人がいきなり「あなたのところへお嫁に来たのよ」と言うのです。
漫画「田んぼで拾った女騎士、田舎で俺の嫁だと思われている」はタイトル通り周囲に嫁と思われているだけで実際は嫁では無いのですが、むかし話を現代風にしたらこんな感じになるかもと思いました。
面倒な人間関係を煩わしく思い、好んでひとりでいた独身男性のもとに、
異世界人の美人な女騎士が現れるのですが、外国人留学生のほのぼの滞在記のような生活がはじまり、男性の心に豊かさをもたらしていくサマが描かれる漫画です。
ど田舎の小さな町で、脱サラをし4年前に農業をはじめた三田仁(29歳)。
ある日、田んぼへ行くと「女騎士が落ちてる!?」
セラムと名乗る美人は、ラフォリア王国ツイーゲ地方の森で魔物を撃退していたと言いますが。。。
「安心してくれ、これ以上迷惑をかけないように私なりに考えたのだ。
こちらの世界のオークやゴブリンなどの魔物退治を引き受けていればなんとかお金を稼ぐことが出来るだろう!
この世界に騎士がいないというなら、騎士団を創設するまで」
というセラムを仁は引き留め、家に滞在する代わりに、農家を手伝ってもらうことに。
動画コミック1話が公式でアップされています。
2巻、田舎では噂が広がるのもはやく異世界人を隠して暮らすため、セラムは仁の嫁ということになり、タイトルの嫁は2巻からです。
噂を聞きつけた幼馴染の駄菓子屋、海斗とその妹が訪れます。
酪農農家であれば、女騎士の馬に乗るかっこよさとかあっただろうか。
仁がセラムを通して周囲の人々と交流を深めていくのが主流らしく、女騎士の設定がもっと活かされているほうが好みとしては、ちょっと物足りなさは感じます。
3巻、海斗は風情のある日本文化を体験してもらおうと流しそうめんを計画する。
「セラム・・・お前はついてこられるかな・・・?」
これまで不便を感じることなくひとりで暮らしていた仁ですが、セラムとの生活に暮らしの楽しさや、料理を作る喜びなど知っていきます。
仁はこの暮らしを気に入りだしているようですが、セラムはどうなのか、、、。
4巻、夏祭りで浴衣を着るセラム。
セラムから久しぶりに故郷の思いを聞いた仁は、、、。
セラムとの暮らしは、独身男性が描く夢のよう。
もしもセラムがいなくなったら仁のダメージは計り知れないくらいに存在が大きくなってきています。
セラムが異世界に帰ってしまう日がくるのか?それとも?
仁は人間関係が苦手で避ける傾向にあるせいか、セラムの世界について質問しません。
いやいや、そこはさすがに質問しようよ。
セラムが氷を見て、向こうの世界では貴重なのだ!と話すくらい。
そうしたセラムの可愛さを楽しむファンが多いようです。
6月7日新刊5巻
「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 」という漫画があることも知りまして、比較されるレビューが多く見られます。