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クシャナ殿下がOPナレーションだと!?アニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』感想レビュー

 

第2期が2023年7月放送決定です。

アニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』 を見ました。

原作はイノウエの累計発行部数150万部を突破(2021年7月時点)している人気コミック『死神坊ちゃんと黒メイド』です。

 

アニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』あらすじ 

 

幼い頃「触れたもの全てを死なせてしまう」呪いをかけられた貴族の「坊ちゃん」

そんな坊ちゃんに仕えるメイド「アリス」

坊ちゃんはアリスの手さえも繋げない。

二人の純愛は実を結ぶのか!? 

・2021年アニメ

・アニメーション制作 J.C.STAFF
・監督 山川吉樹

 

アニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』感想レビュー

 

魔女の呪いのせいで、家族にも恐れられ、5歳から孤独な坊ちゃんと、

執事のロブ、メイドのアリスの3人の日常が描かれます。

主人公が闇堕ちしがちな設定ですが、ロブとアリスのおかげで、

坊ちゃんがすくすくと健全に育っていく様子にほっこりします。

 

その前に、

ちょっと待て!待て、待て、待てーい!

クシャナ殿下がナレーションしてるではありませんか!

クシャナ殿下とは風の谷のナウシカのあのお方です!

 声優・榊原良子!!!!!!!!!

 

機動戦士SDガンダムハマーン・カーン)でもある。

 

クシャナ殿下のナレーションが聞けるなんて!

アニメ『死神坊ちゃんと黒メイド』はもうOPナレーションだけでご飯が3杯食べれるやん。。。

ナレーションは2話目から。

クシャナ殿下っぽさに痺れる〜。

 

 

坊ちゃんとアリスがどんどん仲を深めていきます。

坊ちゃんの声優に花江夏樹(『鬼滅の刃』竈門炭治郎など)

豊かな表現力で坊ちゃんがコミカルです。

 

執事・ロブの声優に大塚芳忠

ロブがイケおじで素敵。

髪がビシッと決まってないのは、坊ちゃんへの優しさからとわかるエピソードにほっこり。

予告を大塚芳忠が読み上げるのもグッド。

 

後に出てくるキャラクターの声優も、

水瀬いのりRe:ゼロから始める異世界生活』(レム) 

内田雄馬『呪術廻戦』(伏黒恵) 

井上喜久子 はたらく細胞』(マクロファージ)

日笠陽子 『呪術廻戦』(庵歌姫) 

 ・神谷浩史Fate/EXTRA Last Encore』(間桐シンジ)

などなど豪華です。

声優の演技が素晴らしく、日常のささやかなエピソードも面白く感じます。

 

アニメーション制作は J.C.STAFF

のだめカンタービレ』『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』『薔薇王の葬列』など制作しています。

 

アニメはトゥーンレンダリングを駆使した3DCGで描かれ、その肩変じゃ無い?など動きに気になる部分はありますが、お伽話っぽい世界観をさほど邪魔するものではないと思います。

バラやヨーロッパテイストの小物などの演出が良く、暗く単調になりがちな画面を華やかにしています。

1話目の月夜に照らされたバラとか。

2話目の坊ちゃんの妹がるんるんで馬車に乗り込む場面はサザエさんのよう。

紅茶を飲むシーンが頻繁にあることから、坊ちゃんはイギリスっぽい貴族設定なんでしょうね。

 

ふたりが手を繋がないままにダンスをする場面では「危なく無い?」という声もあがっていますが、そこはアニメ演出だしなぁと思いつつ、だけど、こんな感じの時代にパーティーでよく踊られていたと言う、フォークダンスぽい、あまり体に密接しないタイプのダンスがありまして、映画『プライドと偏見』で踊られていて、そういうものにアレンジしたほうがよかったのかなと思わなくもなかったです。

というのも、そのダンス場面はふたりが心を通わせている大事な場面にも関わらず、見ている者に「危なく無い?」という邪念を起こさせるのは違うなと。

ふたりの息がぴったりだからそうして踊れるのであろう、と見ている者が納得できる演出があれば安心して見れたことでしょう。