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新発売・涼しいEVAフォーム系サンダルが進化して帰ってきた!メレル「クロッグ HYDRO NEXT GEN MOC(ハイドロ ネクスト ジェン モック)」感想レビュー、前モデル「HYDRO MOC」の比較も

新発売・フォーム系サンダル、メレル「クロッグ HYDRO NEXT GEN MOC(ハイドロ ネクスト ジェン モック)」開封レビュー

前モデル「HYDRO MOC」からアップデートされ、HYDRO NEXT GEN MOCでは反発性の高いEVAになりました。

これは買わなくては!ってことで、2024年3月1日 新発売、メレル「クロッグ HYDRO NEXT GEN MOC(ハイドロ ネクスト ジェン モック)」を買いました。  

 

 

前モデル「HYDRO MOC」は型落ちしたぶん、お安くなってお得です。

SUPなどのウォーターアクティビティにも。

 過去記事 フォーム系サンダルのパイオニア・メレル『 ウォーターアクティビティサンダル ・ハイドロモック・HYDRO MOC 』かかとがあるのでパタパタしない、オフィスサンダルにもおすすめ(感想レビュー) - softcandy’s blog

 

靴内部での擦れを軽減すべく、EVAの厚さからフィットまで全体を見直しされています。

 

ヒール構造も見直しされ、これまで以上に着脱が容易なデザインにアップデート。

クッション性を追求した超厚底ミッドソールになっています。

 

ミッドソールに FLOATMAX が採用されています。

 FLOATMAX はFLOATPRミッドソールを改良したものです。

FLOATPROはトレイルランニングを主体に多くのパフォーマンス系アイテムで活用されるクッション性と安定性に優れたミッドソールです。 

これなら、がしがし歩けそう。

 

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前モデル「HYDRO MOC」のミッドソールと比較すると全然違う!

軽量さと柔らかさを売りにしたのはよかったのですが、地面を長時間歩くには柔らかすぎると感じていました。

ウォーターアクティビティでの主な使用を想定して作られてたものを思われますが、この手のサンダルを履く人は、地面も水の中も、どんなところも歩ける強靭なサンダルのニーズが多かった、というのが、今回のアップデートに現れていると思います。

 

左「HYDRO MOC」、右「HYDRO NEXT GEN MOC」
こうして並べてみると違いがわかりますね。

 

かかと部分もまったくデザインが違います。

「HYDRO NEXT GEN MOC」はシューズっぽくなり、かかとのクッション性が大幅にアップしていることが伺えます。

 

 

 参照 SORA楽天市場店

 

メレル「クロッグ HYDRO NEXT GEN MOC(ハイドロ ネクスト ジェン モック)」

感想レビュー まとめ

 

旧型

素材が柔らかすぎるため足がダルくなるので長時間はけない

素材がザラザラしてるため脱ぎ履きがし難い

0.5cm単位でのサイズ展開が無い

 

新型

素材が硬くなったためフォールド感が増してソールも歩きやすくなった

素材のザラザラが緩和されているため脱ぎ履きがし易くなった

0.5cm単位でのサイズ展開が無い

 

まとめ

旧型新型ともに0.5cmのサイズ展開が無いのが欠点のまま残っているのが残念

とはいえ旧型の欠点をほぼ改善してきたので好印象 

 

 

HYDRO NEXT GEN MOCにレースアップスニーカーのアッパー構造を組み合わせたHYDRO NEXT GEN HIKERも発売しています。

サンダルはカジュアルすぎる人におすすめ。

涼しい靴でありながらオフィスカジュアルもコーディネートしやすそうです。

 

靴紐はドローコードのようで、スリッポンのように脱ぎ履きしやすそうです。

参照 MARC ARROWS楽天市場店

 

メレル「クロッグ HYDRO NEXT GEN MOC」詳細・説明

 

ウォーターアクティビティサンダルとして発売したのち、その独自性溢れるデザインと確かな履き心地がストリートでも話題になり、一躍ブランドアイコンに伸し上がったフォーム系サンダルのパイオニア「HYDRO MOC」シリーズより、唯一無二のデザイン性とハイパフォーマンスなテクノロジーが織りなす未来的機能美を体現する〈HYDRO NEXT GEN MOC(ハイドロ ネクスト ジェン モック)〉が登場 

 

「HYDRO MOC」は、MERRELLの哲学である「LET’S GET OUTSIDE(もっと自然を楽しもう)」を体現する夏のウォーターアクティビティサンダルとして2019年に発売。

軽快且つユニークなデザインと、足にフィットする確かな履き心地が話題となり、水周りに限らず、ハイク、キャンプなど多様なアクティビティのアフターシューズとして人気を博しました。

その後、その独自性溢れるデザインはストリートからも注目され、一気にMERRELLの夏のブランドアイコンとして伸し上がり、フォーム系サンダルトレンドのパイオニアとして、現在も多くのファンに愛用されています。

 

 そのDNAに革新をもたらし、次世代のフォーム系サンダルを体現すべく、唯一無二のデザイン性とハイパフォーマンスなテクノロジーを融合させた未来的機能美サンダルとして生まれ変わったモデルが〈HYDRO NEXT GEN MOC〉です。

前作の「HYDRO MOC」における消費者インサイトを注意深く洗い出し、「より履きやすく」を叶える3点のポイントに注力してアップデートされました。

 

 1 フィットの改善と着脱のし易さ

靴内部での擦れを軽減すべく、EVAの厚さからフィットまで全体を見直し、反発性の高いEVAを用いたヒール構造がこれまで以上に着脱を容易にし、真のイージーオンオフを実現しました。

 

2  ハイパフォーマンスミッドソール “FLOATMAX” の採用 

MERRELLのトレイルランニングシューズを筆頭にあらゆるパフォーマンスシューズを支える代表的な機能となった "FLOATPRO" ミッドソールは、肉厚なクッションにより衝撃吸収性を担保しつつ、反発弾性に優れることからヘタリ難く、長時間に渡る着用でも足の疲れを軽減します。

また、歩行の推進力にも寄与するこのハイリバウンドクッションは、使途の幅を大きく広げ、カジュアル系アイテムにも転用が始まっています。

そして、これの質量を高め、更なる極上のクッション性を追求した超厚底ミッドソールが、今回搭載されている "FLOATMAX" です。

まるで雲の上を歩くようなクッションニングシステムにより、次世代サンダル&シューズに相応しい快適性を実現します。

この度のアップデートの最大の特徴です。 

 

3  ラバーアウトソールの搭載 

EVAの1ピース構造であった前作は軽量感や気軽さの面では重宝される一方、ストリートでの着用を求めた際には、耐久性の不安感が拭えませんでした。

また、アウトドア環境においてもグリップの強化は製品の使途汎用性を引き上げるために必然であり、これを叶えるアップデートとなりました。 

 

 

遊び心に溢れながらも機能性を重視したフォルムを用い、多様な環境に対応する象徴的なシューズデザインを体現してきたMERRELL。

その中でも、流れる水の描く線に着想を得た特徴的なデザインが世界中で大きな話題となり、フォーム系サンダルトレンドのパイオニアとして人気を博した「HYDRO MOC (ハイドロ モック)」。

そのDNAを継承し進化させた次世代モデル『HYDRO NEXT GEN (ハイドロ ネクスト ジェン)』シリーズが2024年春登場。 「HYDRO NEXT GEN MOC」は、アッパー素材には藻類バイオマスから生成されたサステナブル素材「BLOOM」フォームを採用し、また新たに改良されたヒール構造によりスムーズな着脱を可能にしました。

さらにクッション性の高い「FLOATMAX」フォームミッドソールにより快適性が向上。

接地面には、トラクション性と耐久性を向上させるラバーアウトソールを搭載することで、全地形対応型の"HYDRO MOC"が誕生しました。

進化した「HYDRO NEXT GEN」シリーズのアッパーフォルムのコンセプトは『Water Flowing over Rocks (岩の上を流れる水の動き)』をイメージしています。

 

参照リンク MERRELL HYDRO NEXT GEN | 進化を遂げるフォーム系サンダルの次世代モデル。

 

輪廻転生、時を超えて巡り合う 漫画「環と周」よしながふみ、輪廻転生の間隔が気になったので、推察でざっくり年表的にまとめてみました(感想レビュー)

 

よしながふみの漫画「環と周」を読みました。

時を超えてふたりがめぐり合う、輪廻転生の物語。

 

時は現代、夫婦として暮らしている「環と周」から物語はスタートします。

 

 

よしながふみ  漫画「環と周」(感想レビュー)

 

大奥」「きのう何食べた」など大ヒット作をうみだした、よしながふみの描く輪廻転生に興味がありました。

手塚治の漫画には「火の鳥」などはじめ、頻繁に前世や輪廻転生が出てきますね。

 

よしながふみも手塚治の影響を受けているかもしれないと感じます。

君の名は」で輪廻転生を描いた新海誠は1973年生まれで、よしながふみは1971年生まれです。

 

 

第二話、時はさかのぼり、明治時代が描かれます。

「環と周」は女学生として巡り合い、没落華族と洋食屋の娘達は、身分差を超えて友達になります。

しかし、周は卒業を待たずして嫁に行き、環と手紙で交流を続けることになっていきます。

ほんの短い学生時代でしたが、その出会いは周の人生をも支えていきます。

人生において、ちょっとした出会いが、かけがえのない瞬間に変わるときがあるのだと思わされます。

 

よしながふみはインタビューで

『短いひとときではあるけれどこの人と逢えてよかった』

という想いが読者と共有できればいいんじゃないかって

とこたえていて、まさにそういう話。

どんな出会いがあって別れがあったのか、

ぜひ漫画を読んでみて欲しいです。

 

 

第三話は1970年代。

環が映画館で「エイリアン」を見ているので、1979年でしょう。

女優・シガニー・ウィーバーが主人公でエイリアンと戦い、強い女性像が誕生した画期的な映画です。

この物語において、あえてこの映画を選択したセンスが素晴らしい。

1979年はソニーがヘッドホンステレオ「ウォークマン」を発売した年と言えば、時代が伝わるでしょうか。

 

元看護師の女性・環と2歳の少年・周は同アパートの住人として知り合います。

かなり歳の差があり、輪廻転生にズレが生じているようです。

環は独身で、この時代に女性が独身でひとり暮らししているのは少数派な気がします。

シングルマザーの家庭の周を、環も面倒をみはじめます。

 

 

第四話は、敗戦後の日本ですから1945年以降。

ラバウルの戦い1942年(昭和17年)関連で上司(班長)・環と部下・周の関係で巡り合ったふたり。

戦争から帰還し、偶然会った環に周は闇市の手伝いに誘われます。

闇市とは敗戦後、全国の都市の焼け跡などに自然発生的に形成された自由市場のことです。

 

 

第五話は、隣同士の幼馴染、武家の息子・環と、娘・周として出会います。

斎藤清右衞門の名が登場し、江戸時代の中期・1721年から後期・1809年頃のようです。

よしながふみ「大奥」の裏でこんなお話があったのか!と想像するのも、また楽しい。

 

 

どの物語もドラマがあり。

ちょっとした親切や思いやりが、相手にとって大きな支えになっていることが伺えます。

どの時代でもお互いが助け合っていました。

男と女、女と女、男と男、性別がさまざまになっても。

環と周の関係に、読後に余韻があって、じわじわくるものがありました。

けれど、人間の闇な部分も描かれていて、向田邦子な雰囲気も感じました。 

 

インタビューで担当編集さんが年表を作ったとありましたがコミックに付属・掲載はなく。

どういう間隔で輪廻転生したのか気になる!

推察でざっくり年表的にまとめてみました。

まだ漫画を読んで無い人はネタバレになるといけないので、見ないほうがいいでしょう。

 

 

環と周、輪廻転生の経歴

 

2023年(環・周、43歳?)

1980年生?(環・周)

1979年死?(環・周)

1979年出会(環33歳・周2歳)

1977年生(周)

1977年死?(周62歳?)

1946年死・生?(環)

昭和1945年頃出会(環45歳?・周30歳?)

1915年頃死・生?(周35歳)

1900年頃死・生?(環19歳)

明治時代(1896年?)・出会(環16歳・周16歳)

江戸時代(1880年?)死・生(環31歳・周31歳)

江戸時代(1849年?)生(環・周)

 

 

推察補足

・明治時代、周は24歳年上の男性と結婚し、手紙には明治30年(1897年)と記しています。

当時の女性は15、6歳が結婚適齢期されており、仮に16歳としました。

同級生とは言え年は1・2歳違うこともあるかもと思いましたが、同年にしました。

 

・江戸時代、周の息子・数馬が元服しちょんまげを結っていることから、15歳以上と思われます。

 

こうして年表もどきにしてみると、明治時代に生まれ変わったとき、環と周は歳の差があるとしても1、2歳だと思うので、周が亡くなったあとに程なく環も亡くなっていると思います。

けれども輪廻転生のルールはないので、死んですぐ生まれるというパターンなら、という仮定のもとに考えました。

 

現代で夫婦になったふたりですが、その関係になるのが目的だったというわけでもなく、どの時代でもかけがえのない存在であることがふたりの運命のように感じました。

 

参考記事 

『大奥』『きのう何食べた?』など、数々の傑作を生み出してきたマンガ家の #よしながふみ さん。切なくもあたたかな最新作『環と周』をめぐって、よしながさんにお話を伺いました。(インタビュー前編)@Cocohana_manga #漫画 | yoi(ヨイ) - 心・体・性のウェルネスメディア