映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(吹き替え)がAmazon Prime Videoが12月15日から配信開始しています。
映画「トワイライト」ロバート・パティンソン主演。
(吹き替え)
・セリーナ・カイル/キャットウーマン ファイルーズあい 、
・史上最狂の知能犯リドラー ⽯⽥彰
・ファルコーネ 千葉繁
・ペンギン 金田明夫
・トーマスウェイン 森久保祥太郎
映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(吹き替え)(感想レビュー)
これまでのバットマンは表・裏どちらの舞台でも華やかに活躍するキャラでした。
ところが 映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のバットマンは、
引きこもりな金持ちで、賢いけれど天才的ではないし、めちゃくちゃ強いわけでもありません。
しかし、ヴァンパイア映画「トワイライト」を見たことある人なら、ピンッとくるはず。
ロバート・パティンソンはこうでなくっちゃ!というバットマンになっていると思います。
映画「トワイライト」ではキスシーンが話題になりました。
そのためでしょう、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』では映画「トワイライト」を彷彿とさせるキスシーンがあります。
また女性に対する態度も、ややストーカー気質で、私はめちゃくちゃウケました。
キャットウーマンとバイクを並走するシーンは、もう、ね。
なんだかもどかしい気持ち。
甘酸っぱい。
キャットウーマンを演じたのはハルベリーを彷彿させる美貌の、ゾーイ・クラヴィッツ。
驚くほどウエストが細い!
CGキャラじゃないの!?と疑うほど完璧。
陰キャラな主人公をロバート・パティンソンに演じさせたらやっぱり面白いし、
今までにないバットマンだと思います。
ロバート・パティンソンのバットマンは歴代のバットマンと比較すると、ソフトな印象があります。
その頼りなさを補ってくれるのが、ゴッサムシティの警部補、ゴードン刑事です。
ゴードン刑事とバットマンが見事なコンビネーションを見せます。
面白みはあるものの、スカッとするアクションは無いので不発に感じる人もいるでしょう。
176分は長く、退屈に感じる場面も。
だけどいつかホアキンフェニックスの『ジョーカー』とロバート・パティンソンの『バットマン』が対決したら、めちゃくちゃ面白そうだと思いました。
演出は大昔のバットマンを彷彿とさせ、当時子供だった世代が、現代の技術で映画を作った感じがします。
映画『ゴジラ-1.0』もそんな感じで作られていますよね。
最狂の知能犯リドラーは(いいのかな?)と思うほどビルゲイツっぽいビジュアル。
そのため(飛び抜けて賢い)ことがビルゲイツを知っている人ならひと目でピンッときます。
リドラーの吹き替え声優は⽯⽥彰。
⽯⽥彰ファンにはたまらない怪演ぷりで、歌まで披露してくれます。
ファルコーネ(千葉繁)との会話は呪術廻戦の夏油傑と漏瑚のようで、それもまた楽しい。
世界観にぴったりな声優でよかったです。