SNSで話題になっていた、
『急がなくてもよいことを』ひうち棚 を読みました。
カドカワ祭ゴールデン2023 第2弾セール(期間限定)になっています。
『急がなくてもよいことを』ひうち棚 (感想レビュー)
1話目「映画の思い出」
正男くんの家はヘーベルハウスじゃないかな?
昔のヘーベルハウスのカタチをしているように思う。
つまり、ちょっと良いお家の子供だ。
正男くんが著者を映画に誘った理由は特に書かれてない。
特別に仲が良かった雰囲気は無い。
そんな正男くんと著者は市民会館へ映画を見に行く。
事件があるわけでも、なんでもない話だけど、なつかしい、子供の頃の感覚が蘇ります。
そんな感じに子供の頃の話が続くと思ったら、著者が大人になった話へ。
帰省した著者に対する母親の態度や、
認知症のおばあちゃんの食事を用意する父親の態度が、
SNSで見かけた漫画の印象(1話目)と違ってて、ちょっと驚いてしまった。
ダウンタウンの松っちゃんや浜ちゃんは、そういう親の毒な部分をコントにして笑いに変えてたなぁと思い出した。
おかんとマー君。
自宅に彼女を連れてきたマー君。
部屋でくつろいでると、洗濯物を取り込みにおかんがマー君の部屋に入ってくるコント。
(いまどきの家だと、息子の部屋を通ってベランダに出るっていう作りは無いと思うけど)
なかなか部屋を出ていかないおかんに、マー君がイライラする。
そういうおかんだったのだろう。
最近では息子の世話を焼くおかんが漫画『推しの子』で描かれていた。
映像クリエイターの息子(30代)が実家暮らしをしていて、おかんが食事を用意してくれる。
彼は実家(おかん)を頼ることができるから、夢を追うことができていると感じる。
中川家の寄席 「おかん」
「イチゴあんのに」には母の愛情を感じるけど、毒を吐いている。
中川家公式動画