文明堂『くるみ饅頭』、虎屋の羊羹
文明堂と言えばカステラですが、『くるみ饅頭』があったので買ってみました。
こしあんに刻みクルミを練りこんだお花型の「くるみ饅頭 」は、賞味期限が約1ケ月ありお供えなどの贈り物に良いかも。
9月20日からお彼岸ですね。
皮が香ばしい。
あんこはパサッとしててやや甘め、クルミは気持ち程度。
懐かしい味の饅頭。
虎屋の羊羹。
箱の色が曼荼羅(まんだら)の色っぽい。
夜の梅、新緑、紅茶、はちみつ、おもかげ。
虎屋オフィシャルサイトに、
小分けしたり、携帯したりするのに程よいサイズです。
ってあるんですが、虎屋の羊羹を携帯することってある?
適当に剥いたら、夜の梅と紅茶の見分けがつかなくて焦る。
色が薄いほうが紅茶だろうと思って食べたら、まさかの夜の梅。
はちみつとおもかげ。
おもかげって何味よ(黒糖味です)。
西表島(いりおもてじま)産の黒砂糖を使用しているこだわり。
どちらもねっとり甘く、けれどもくどくない味は流石。
虎屋は”ここぞ”というときの贈り物に使われますね。
講談師の神田伯山(当時・松之丞)は神田伯山の名跡を預かっていたお弟子さんとの対面日に物凄い大きい"とらや"の羊羹持っていったそうです。
杉箱入の竹皮包羊羹 3本入のことでしょうか?
約1万円。
1週間後、結果を聞く為、再びお弟子さんのもとを訪れたときは、(どうせくれないんだろうな)と思い、小さい羊羹を持っていったそう。
心情を羊羹の大きさで表現してるのが面白いと思って、結構好きなエピソード。
物凄い大きい"とらや"の羊羹の効果があったのか、無事に神田伯山をもらえたハッピーエンドなところも良い。
このエピソードは様々な番組でお話されているんですが、何度聞いても好き。
番組「サワコの朝」でお話されたエピソードが掲載されているので、ぜひ
参照リンク 100年に一人の講談師!神田松之丞改め神田伯山、人気の秘密 - サワやかトーク振り返りコラム「サワコの朝」 | MBSコラム