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10月1日スタート『郵便物のサービス変更』で郵便が届くのが遅くなる!?


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日本郵便は郵便法改正に伴い、2021年10月以降、郵便物のサービス内容を変更します。

関連リンク 2021年10月から郵便物(手紙・はがき)・ゆうメールのサービスを一部変更します。 - 日本郵便

 

郵便物・ゆうメール 

お届け日数 1日程度繰り下げ

土曜日配達の休止(2021年10月2日(土)~) 

 

 ゆうパックゆうパケットレターパックプラスレターパックライト、クリックポスト、速達、書留、簡易書留は変更なし

 

1日程度繰り下げとは、

現在おおむね17時までの差出しで翌日配達の地域宛 

引受日 月曜日 配達曜日 火 → 水 

 現在おおむね17時までの差出しで翌々日配達の地域宛

引受日 月曜日 配達曜日 水 →  

というイメージ。

1日遅くなるだけですが「なかなか届かない」と感じるかも。

 

 

速達郵便料金の引き下げ

250gまで  290円 → 260円(30円値下げ)

1kgまで   390円 → 350円(40円値下げ)

4kgまで   660円 → 600円(60円値下げ)

 

速達は10月1日以降、料金が安くなります。

新料金に対応する260円普通切手を、9月1日から発行しています。

旧料金となる290円普通切手は、9月1日~10月31日の間、交換手数料無料で他の郵便切手類と交換できます。 

 

 

配達日指定郵便料金区分の変更

土曜日 32円 → 210円

 

 

 日本の郵便事業を築いたのは前島密(まえじま・ひそか)です。

1871(明治4)年に郵便の制度がスタートしました。

当時、郵便事業は日本の近代化の重要な役割を担っていました。

 

 当時の前島の目標は、「自由、平等、公平」の実現であったと思います。

これらは今では当たり前のことですが、江戸から明治維新の時期にはそうではありませんでした。

前島はまた、江戸時代には頭を下げて役所まで行かなければできなかった様々な申請を、郵便でも行えるよう改革しました。

さらに、当時はまだメディアが発達していませんでしたが、前島は新聞や雑誌の原稿を無料で郵送できるようにするなど、メディアの振興にも取り組みました。

参照リンク 郵便の父・前島密が築いた 誰もが平等に使える制度 | 2017年7月号 | 事業構想オンライン

 

時代が変わり、郵便事業は当初の役目を果たし終え、次の時代の役目もあったはず。

現在は、再国営化を!という声も聞かれるほどピンチです。

Amazonがコロナ禍で大幅黒字となったことを考えると、郵便事業が成功してないのが残念です。

働き方改革で、郵便局員の労働環境が改善されたのが良いことですが、郵便サービスの低下は別に問題があるように感じます。

2021年5月に日本郵政グループは業務の効率化により、25年度までの5年間で3万4500人を削減すると発表しました。

この「業務の効率化」がサービスの低下につながらないといいですね。