料理初心者向け・簡単!美味しいハンバーグ レシピ・ パン粉なし・玉ねぎなしでもOK。
今日は「かつて半日かけてハンバーグを作っていた人が、約30分でそこそこ美味しいハンバーグが作れるようになったレシピ」を紹介したいと思います。
手作りにこだわりすぎて、予定時間を大幅オーバーした挙句、失敗したものを食べさせてしまい相手が「結構美味しい」などとフォローしながら食べるパターンって世代を超えて繰り返されてると思うんですよ。(漫画の読みすぎ)
そこそこ美味しいハンバーグが約30分で作れるまで何十年かかっただろう。
そもそも一般家庭ではどれくらいの時間でハンバーグを作るのだろうか。
レシピに30分とあっても、料理人で30分かかるなら自分は1時間かかるな、っていつも倍の時間を見越して計算してちょうどいいくらいだったりします。
材料は挽肉、卵、ケチャップ、ウスターソース、砂糖があればできますが、後で(コツが掴める調味料)が出てきます。それがあるとグレードがアップします。
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玉ねぎなしでも大丈夫なんですが、夏でドロドロだと思われる血液をサラサラにしたかったので玉ねぎを入れました。
玉ねぎの行程を省くともっとはやくハンバーグが作れますし、玉ねぎがあると思ってたのに無かった、というときでも大丈夫。
玉ねぎを入れる場合、失敗しないコツとして私が学んだのは、玉ねぎをあらかじめ炒めて使う、ということです。
まず、みじん切りが粗い。頑張っても粗い。
挽肉との混ざりも悪く形が崩れやすいし、食感と火の通りが悪くなって失敗する確率が格段に高くなります。
玉ねぎを炒めることで、みじん切りの粗さをカバーできるだけでなく、玉ねぎの甘みを引き出し味が良くなる効果もあります。
またハンバーグを焼いたときに、玉ねぎ入れると水が出て蒸し焼きになりやすいので生焼けがしにくくなります。
出てきた水はハンバーグソースに使いますのでソースに玉ねぎの旨味が加わって美味しくなりますから、玉ねぎを刻んだ努力は報われます。
ところで漫画『きのう何食べた?』で、あえて玉ねぎをゴロゴロさせて、シャキシャキの食感を楽しむハンバーグが出てきたときは驚きました。
なるほど家庭でしか作れないタイプのハンバーグというのも存在するのか。
でもね、それはやっぱり煮込みハンバーグになるよね!
火の通りが難しい系は煮込みにかぎります。
ハンバーグは4巻に掲載されています。
さて、(コツが掴める調味料)とは、白い粉の
ゼライスです。
ハンバーグがふっくらジューシーになります。
ゼライスが無くてもハンバーグは作れますが、肉汁逃げてパサパサになりやすい。
なぜパン粉も玉ねぎも入れないハンバーグを作るかと言えば、好きなハンバーグを作るレストランが挽肉をそのまま焼いてるレベルでハンバーグを作っていて(入れなくてもハンバーグってできるんだ。そう言えばマクドナルドのパティもビーフ100%だ)と気が付きまして、材料が少なく作れるならそのほうがいいし、肉肉しい味が好きなこともあり、なるべく肉で作ろうと思ってレシピを試行錯誤してきたわけです。
しかし、プロの技を素人が真似できるわけもなく、ゼライスの力を借りることにより、肉汁をうまく閉じ込めることに成功。
私はゼライスを魔法の粉と呼んでます。
それにゼライスを入れるとコラーゲン4,550mgが摂れて美容にも良い。
1957年の研究(古いな)では1日7gのゼラチンの摂取では爪のもろさが改善(83%)、1976年の研究では14gのゼラチンでは70%の人で10%前後、髪が太くなったという結果があり、ゼライスを入れることは相手への思いやりでもあるのです。(参考 ゼラチン - Wikipedia )
マルハニチロにゼライスを使用したハンバーグレシピが掲載されています。
関連リンク ジューシーハンバーグ|簡単しあわせレシピ|マルハニチロ
このレシピでびっくりしたのが、家族4人分で使用する挽肉が200g。
ってことは、ひとりあたり挽肉50g!( ゚Д゚)
パン粉20g、玉ねぎなど入れてるんですが、小さくない、、、?
これが普通の家なのかな。
私はびっくりドンキーで300gを注文しちゃうんだけど。
今回ハンバーグの材料は2人前
ひき肉 300g (豚と牛がおすすめ)
卵 1個
玉ねぎ 半個 (玉ねぎなしでも大丈夫です)
ゼライス 1袋(5g)
お好みで調味料(にんにく、コンソメなど)
ハンバーグソースの味付けがしっかりしてるので適当で大丈夫です。
クックゼラチンのジューシーハンバーグレシピ、4人前挽肉400gのレシピがあります。
まずはプロのレシピでゼラチン効果をお試しになっても良いかと思います。
さて、ゼライス以外の材料を混ぜます。
ゆるゆるのタネなので混ぜやすいと思います。
にんにく好き&スタミナ増しのためにチューブを5cmくらい入れました。
コンソメは袋を2振り。
この日は、シナモンをひとふり入れました。
指先が泡だて器になったつもりで、手早く混ぜます。
ゆっくり混ぜてると30分以内にハンバーグは焼けません。
プロの料理人が「粘りが感じられるくらい練るのがコツ」と言っていたのを参考に、ひき肉が粘ってくる程度に練ります。
よく混ぜたところで、最後にゼライスを投入すると、そこそこ成型できるくらいのカタさになってるはず。
パンパンと空気抜きはしません。
プロの料理人が「よく練っておけば空気抜きする必要は無い」とおっしゃってました。
あと、肉肉しいハンバーグはパンパンしたらかたい食感になるような気がしますので、パンパンしないようにしています。
成型しにくいときはパンパンすると整えやすくなると思います。
それでも整わない時は、追い挽肉で帳尻をあわせてやってください。
混ぜるのに、柳宗理のステンレスボールは使いやすくておすすめです。
軽いし、洗いやすい。
柳宗理のステンレスボールに慣れたら、無印良品の大ボールを使わなくなりました。
調味料は適量と書いてあっても、必ず計量スプーンを使って入れるようにしてます。
愛用しているのは無印良品の計量スプーン。
柄が短いのでどちらかというと使いにくいんですが、なんだか使っちゃう。
ハンバーグは真ん中を凹ませて、中心に火が通りやすくして焼きます。
ハンバーグは焼くとこんなに凸になるの!?ってくらい凸りますよね。
穴が空きそうなくらい凹ませて大丈夫です。
ハンバーグを焼きました。
大さじ1の油にハンバーグを入れて、中火くらいでフタして6分タイマー。
6分経ったら、ひっくり返し弱火で6分焼く方法。
いつもとく子さんに時間をはかってもらってます。
冷凍挽肉と冷たい卵を使ったせいか、焦げ目をごっそりフライパンに持っていかれるという失態。
熱いフライパンに冷たいものを入れるとひっつきやすいので、常温にしておくのがおすすめなんですが、熱々の玉ねぎでなんとかなるかなと思ったけど、ならなかった。
ハンバーグを焼いてる間に付け合わせの用意。
ファミレス風にしたかったので、業務スーパーのカットいんげんとコーンを電子レンジで解凍します。
バターで炒めてもいいんですが、うちはフライパン1個しかない。
ハンバーグを焼いてるので、電子レンジで解凍です。
あとで枝豆も追加しました。
錆びにくい鉄のフライパンを愛用してますが、テフロンと違ってくっついちゃうのがどうにもこうにも。
油を馴染ませて育つはずだけど、育て下手。
手がかかる子ほどかわいいとか言いますが本当ですね。
焼けた、焼けた。
生焼けが心配な人は電子レンジで1分位するといいです。
左のハンバーグは焼きを失敗したけど、すっぴんみたいなものなので、お化粧したらべっぴんさんになりますから大丈夫です。
ハンバーグソースをかけたら出来上がり。
ハンバーグソースは、ハンバーグを焼いた後のフライパンで作ります。
肉汁などの水分が無くなってるときは、料理酒、もしくはお湯大さじ1入れます。
ハンバーグソースの材料
ケチャップ・ウスターソース 各大さじ2
砂糖 大さじ半量~1
このソースの分量は「トンテキ」にも応用できます。
参考リンク トンテキの人気レシピ・作り方【味の素パーク】の料理・レシピサイト: 豚ロース肉(厚切り)を使った料理
ケチャップ味が強いのが好きなので、ケチャップ大さじ3にしました。
基本は同量としておくと覚えやすいです。
さらにバターをひとかけら入れると、ソースにコクが出て美味しくなります。
バターは入れて欲しいけど、バターが無い時は仕方ない。
バターはなぜか売り切れてることも多いですしね。
このハンバーグソースの作り方を知ったとき、家にある材料でできるじゃん、ハンバーグソースってこんなに簡単に作れるんだ!と感動。
はやく知りたかった。
ケチャップとウスターソースのハンバーグソースは今まで何度作っても失敗したことがないので、おすすめです。