バックパックで背中が蒸れない!汗を使って涼しくする『空調服 空調リュック COOL PACK』(感想レビュー)
バックパックを背負うと空調ファンのついた空調服では風が送れない。
そこでバックパックにドウシシャ『ミニクリ』をつけて風を送ってたんですが、外気温36度以上になってくると、もっと風が必要。
そこで、空調服の『空調リュック』を買いました。
手持ちのバックパックに巻くだけと簡単。
空調服のようにファンがついてて、背中にスースーと風を送りこんでくれます。
空調服公式動画「空調リュック説明動画」に装着方法がアップされています。
仕組みは、搭載したファンが自然の風を利用し、汗、こもった摩擦熱を強制排気することで涼しくなります。
サーモグラフィでの比較実験データでは、背中の表面温度がマイナス6度も低下。
参考 株式会社空調服 直営店
ファンの連続使用時間 強 約8.5時間
弱 約44時間(エネループ2000mMhを使用)
送風量 強4,8V 約8,0リットル/秒 弱2.4V 約4.0リットル/秒
カバーは取り外し可能、洗濯できます。
特許取得「スーパースペーサー」が入っていて、 リュック背面のクッション性を損なわずに大量の空気を流すための空気流通路が設けられています。
人間は汗を掻いて、その気化熱で体温コントロールをしています。
しかし、気化されない汗はダラダラ流れて余計に暑苦しくなる。
そこへファンで風を送ることで、瞬時に汗を気化し涼しくする仕組みです。
気化熱を利用する仕組みは適温に保ち、涼しすぎることがありません。
反対に汗が残ったままだと身体の冷えにつながって、風邪を引いたり、登山では体温を奪われ続けることで低体温症になり命とりになることもあります。
最近、山の遭難ニュースが多いのですが、もしかすると汗の掻きすぎで体力が奪われて、遭難・滑落の原因にもなっているのかなと思いました。
今年の夏はいつもの調子で登山すると危険かもしれないですね。
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バッテリーは電池式。
バッテリーにオン・オフの切り替えスイッチがついています。
街用の軽めのバックパックならちょっとずらせば手が届くかもしれないんですが、私の場合、バックパックを下ろさないとスイッチに手が届きません。
一度スイッチを入れたら、ほぼつけっぱなしになると思います。
コードが50㎝と短いため、外側に出しておくのが難しいのが残念。
コードが長ければグレゴリー「パデットケース」にバッテリーを入れて、手元でオン・オフできるようにするのですが。
8月30日、USB電源変換ケーブルを購入して延長しました。
9月2日、スイッチ付きケーブルを手に入れ、手元でオンオフ可能になりましった。
超便利になったのでおすすめです。(USB電源変換ケーブルも必要です)
別売りの専用リチウムイオンバッテリーもあります。
愛用しているバックパックはグレゴリー『ズール40』です。
背面メッシュのバックパックで、風通しが良い構造になっています。
それでも今年の暑さはヤバイ。
空調リュックを、まずクーラーの効いた室内で試してみました。
風量は強・弱があります。
風が背中をスースーしているのがわかって涼しい!
背中を広い範囲で風が通ります。
フィンの音は強だとフォォーとはなりますが静音なほうだと思います。
静音タイプのドライヤーくらいでしょうか。
室内では涼しいエアコンの風をファンが取り込むので、涼しさが感じられましたが、空調リュックを灼熱の外出時に利用したらどうなのか?
朝からすでに外気温30度以上の暑さの中、空調リュックを試しました。
外出中は強でも音が気になりません。
涼しいという感覚は無いけれど、背中が蒸れません。
汗が気化されてるんでしょうね、背中の汗も軽減されてます。
オフィスに着く頃には背中が汗でべっとり、ということがありません。
帰宅時、外気温32度以上。
空調リュックがあると、背中がやっぱり快適。
全然違います。
とは言え、「あー、涼しい」という感覚は無いので、背中に扇風機をつけてるような風がくるイメージを期待をすると肩透かしかもしれません。
でも、具合が悪くならないように涼しく風をずっと体にあてるって難しいことだと思うんです。
空調リュックの風で具合が悪くなることがなかったので、すごくきめ細やかな本当に使える商品だと思います。
※8月26日追記
充電し忘れて空調リュックが止まったら、めちゃくちゃ暑くなってきて死にそうでした。
すごく効いてて、手放せません。
※9月2日追記
イヤホンをしていて風の音が聞こえないので、電源オフを忘れがちです。
背中に風を受けてても猛暑過ぎて外出時には風を感じません(でも動かなくなるとめちゃくちゃ暑くなって気が付く)ので電源オフを忘れてしまいます。
スイッチ付き延長ケーブルをつけてから切り忘れも無くなりましたし、電車の乗り降り時に簡単にスイッチのオンオフができて便利になりました。