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カーチェイスの撮影に250台以上を破壊!おすすめ映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』感想レビュー

カーチェイスの撮影に250台以上を破壊した、

映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を見ました。

ワイルド・スピード、シリーズ9作目です。

 

1作目で長距離トラックを狙う強盗団のボスとして犯罪を重ねていた主人公・ドミニクが、9作目で世界征服を企む凄腕ハッカーサイファー(シャーリーズ・セロン)の陰謀を阻止しようとするめちゃくちゃな展開に。

そして、ここへきてドミニクの弟が登場。今さら弟!

ドミニクの兄弟の過去が描かれ、お父さんの「死」が関係してきます。

 

監督はジャスティン・リン

これまでも『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』などワイルド・スピードの監督を務めています。

 

車がひっくりかえって、窓からドミニクが運よく出てきて助かって、ケガも無く平然としてる。

噓でしょ!?

あと、みんないつからそんなに強くなったんだっけ、、、。

 

ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を見て、

ジャスティン・リン監督は日本のアニメが好きなんじゃないだろうかと感じました。

ドミニクがロープを使って車を着地させる場面は特にそう感じます。

現実ではあり得ない演出が盛りだくさんなんですが、アニメ的演出として見ると納得できます。

 

いろいろめちゃくちゃです。

しかし、そのめちゃくちゃ具合が面白い。

車でやる必要性が無くても、あえてやり切るその根性。

だってワイルド・スピードは車ありきだから。

現実離れしたカーアクションを楽しめる、面白い映画です。

 

カーアクションはフルCGではなく、実際に撮影して加工していることに驚きます。

カーアクションのメイキング動画がYoutubeにアップされています(1分24秒)

 

リンク カーアクションの舞台裏!『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』メイキング - YouTube

 

カーチェイスの撮影に250台以上を破壊しています。

登場する装甲車「アルマジロ」は、ベースにはメルセデス・ベンツ軍用車ウニモグ」と、切断された重量物運搬トレーラーを使用し実際につくっています。

 

参照リンク カーチェイスの撮影に250台以上を破壊! 映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の舞台裏 | WIRED.jp

 

車が好きな人なら、推し車があると思うんですが、4駆が好きでジープが登場するとうれしくなります。

吊り橋を危機一髪で渡ろうとするジープには(そんなバカな!)と思いつつ楽しい。

スポーツカーだけでなく、いろんな種類の車が出てくるのもワイルドスピードの魅力だと思います。

 

ジャスティン・リン監督が引き続き10作目(2023年5月19日に全米公開予定)を務めることになっていましたが、今月5月1日に「ワイルド・スピード10」から降板のニュースが流れてしまいました。

ジャスティン・リン監督は日本好きっぽかったので降板は残念。

 

ワイルド・スピード/ジェットブレイク』では、

居酒屋のネオンに「養老の月」とあったり、

チラっと見える胃腸薬のパッケージに日本語が書いてあったり、

屋台のラーメンやオープンキッチンの居酒屋?で食事シーンがあったり、

外国人の描く日本の面白さも良かったんですよね。

劇中で俳優が食べているお菓子が亀田製菓の柿の種でも話題になりました。

 

10作目はジェイソンステイサムが登場するので楽しみです。

腰抜けオヤジと思っていた父親が、最強だった。おすすめ映画『Mr.ノーバディ』(感想レビュー)

 

腰抜けオヤジと思っていた父親が、実は強かった!

そんな映画『Mr.ノーバディ』を見ました。

 

 

ジョンウィックや、ランボー要素のある映画だと思ったら、

脚本が『ジョン・ウィック』シリーズを手掛けたデレク・コルスタッド でした。

アクションの泥臭くささが『Mr.ノーバディ』でも炸裂です。

 

監督はロシアのミュージシャン兼映画製作者イリヤ・ナイシュラーとあって、

『Mr.ノーバディ』(2021年公開)にロシアン・マフィアが登場します。

ロシアン・マフィアのボス・ユリアン(アレクセイ・セレブリャコフ)に迫力があって、だけどどこかコミカルでよかった!

13歳から演技をしている、ロシアでは有名な俳優さんだそう。

ロシアの政治に反発しカナダで暮らされていたようですが、2021年にロシアに移住したようです。。。

 

主人公・ハッチを演じるのは ボブ・オデンカーク

海外ドラマ『ブレイキング・バッド』から人気が出て、脇役にもかかわらず、スピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』で主演を演じるまでになった人気俳優です。

 

『Mr.ノーバディ』のボブ・オデンカークもよかったんですが、それ以上にアレクセイ・セレブリャコフの演技が良くて。

それに、ハッチの父親・デイビッドがクリストファー・ロイド

クリストファー・ロイドと言えば『バックトゥザフューチャー』のドクですよ。

 

めちゃくちゃカッコいいおじいちゃん役で活躍します。

そんなふたりに、ボブ・オデンカークが霞んで見えたのでした。

 

息子が父親を腰抜けオヤジと思っていたんですが、実は強いことがわかっていく展開は爽快です。

しかし、息子が父親を見直す演出がハッキリしないため、ちょっと不完全燃焼。

家族を守るためであっても、暴力で相手を血祭りにしている父親を尊敬する息子という図は時代にマッチしてないと思い省いたのでしょうか。

 

40~60代向けの映画のようで、懐かしい音楽が流れます。

 パット・ベネター(Pat Benatar)の『 Heartbreaker 』(1979年)

Greatest Hits

Greatest Hits

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ルーサー・アリスン(Luther Allison) 『Life Is A Bitch  』(1989年)

 などなど。

ハッチがあえて古いスポーツカーを選んで乗り込むあたり、スポーツカーに憧れを抱いた男子の共感度はグイグイ高まるはず。

物語にやや強引さが見られましたが、そこは映画ですからね。

面白いアクション映画でおすすめです。