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AmazonPrimeVideo見放題開始、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(感想レビュー)

 

荒木飛呂彦原作、映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

AmazonPrimeVideo見放題開始しました!

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』AmazonPrimeVideo

 

漫画家・岸辺露伴高橋一生)が「この世で最も黒い絵」の秘密を求めてパリ・ルーヴル美術館へ。 

 

過去記事 【おすすめ漫画】『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』荒木飛呂彦×ルーヴル美術館(感想レビュー) - softcandy’s blog

 

 

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』ロケ地

 

 デビューしたばかりの若き露伴が、漫画執筆のため夏休みの間に滞在する祖母の屋敷がとても素敵。

ロケ地は国の登録文化財制度「第一号」として登録された江戸時代から続く会津若松の老舗旅館旅館『向瀧

宿泊してみたい。

 

 露伴と京香が美術品オークションに参加(映画オリジナルシーン)するのは、昭和初期に開業し、古くはアメリカ陸軍のマッカーサー元帥やチャーリー・チャップリンベーブ・ルースなど錚々たる来賓客を迎えた歴史を持ち、1992年に横浜市認定歴史的建造物にも選ばれた、神奈川・横浜の『ホテルニューグランド

 「ドリア」「ナポリタン」「プリンアラモード」の発祥の地としても有名です。

シーフードドリア ¥3,162、スパゲッティ ナポリタン ¥2,277、プリン ア ラ モード ¥2,024、 合計7463円(現在調べ)

いつか食べてみたい。

 

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(感想レビュー)

 

映画は面白かったです。

高橋一生が、かなり岸辺露伴でしたし、

謎な女性・奈々瀬をザ・ファブルのお姉さん・木村文乃が演じ、うまい。

岸辺露伴を担当する編集・泉京香 (飯豊まりえ)のコミカルな演技が楽しいし、個性的なファッションが画面に華を添えています。

 

ただ映画はオリジナルの解釈、演出が加えられており、

コミックの『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』とは印象が異なります。

コミックは「謎」に荒木飛呂彦らしい理論が見られますし、

しっとりエロス漂う昭和文学な演出もあります。

実写となると難しいので、エロスを極力省いた映画の演出は悪くなかったと思いますが、でも、物語上で露伴の「初恋」の演出が薄まってしまい、コミックと比較すると「物足りなさ」は感じられました。

オリジナルシーンが映画に含まれており、それが作品を向上させているかといえば、そうは思えず、そんな演出を加えるくらいなら、もう少し原作に沿った演出のほうを見たかったというのが本音です。