2023年春アニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』がAmazon PrimeVideoで配信がはじまっています。
放映開始したばかりなのにDVDの発売も予約受付中。
それほど人気のアニメです。
『王様ランキング 勇気の宝箱』はシーズン2ということになります。
この放映にあわせて、まとめて『王様ランキング』シーズン1を見たのですが、昔のディズニーような、どこか懐かしいアニメタッチになっていて、表現も豊かで面白かったです。
コミックを読んで面白いのは知ってたんですが、
主人公の王子・ボッジが耳が聞こえない、言葉を話せない、
という設定でアニメがどうなってるか心配があったんですが、お友達・カゲ(声優 村瀬歩)がとても良くて、ボッジのハンデをサポートしてくれます。
2021年12月時点で累計発行部数は150万部を突破
カゲとの出会いで、ボッジの人生が大きく変わり出すサマが活き活きと描かれていました。
そしてカゲもボッジとの出会いで、良い人生を歩んでいくのですが、それを支えたのは、ベビン(ボッス王国の四天王「蛇使い」)であり、そのベビンもまた、、、と人と人のつながりも描かれてるのが憎い演出なんですよね。
親切(行動)は巡り巡って自分にかえってくることがわかります。
『王様ランキング 勇気の宝箱』(感想レビュー)
『王様ランキング』シーズン1では新たに旅に出るところで終わっていました。
なので『王様ランキング 勇気の宝箱』は冒険シーンからはじまると思っていました。
そしたら、師匠・デスパーの家にお邪魔しているではありませんか!
まぁ、とりあえずはそこへ寄るか。
アニメはコミック13巻あたりの物語からです。
相変わらず、カゲがいい奴と思えた第1話「カゲのおつかい」。
おっかな森ではらはら茸を取ってくるお話。
ほのぼのしたお話、
かと思えば「王子とお金」では貧困問題について触れられていました。
師匠・デスパーにお金を稼いで来いと言われ、カゲはボッジにお手玉を当てたら賞金を出す、という店で儲けます。
貧乏な女の子が生活のため賞金を狙ってやってきて、ボッジはわざと当たろうと考えますが、カゲはそれを咎めます。
そしてふたりが出した答えは、、、という展開です。
家族で一緒にどうしたらいいか考えたり、意見交換するのにも相応しいアニメだと思います。
「王様ランキング」作者・ 十日 草輔(とおか そうすけ、1975年生)氏本人を描いたエッセイ漫画があります。
23歳で漫画家を目指すも一旦あきらめて41歳で再挑戦します。
『脱サラ41歳のマンガ家再挑戦 王様ランキングがバズるまで』
『王様ランキング』というタイトルの由来になったのは尾田栄一郎の『ONE PIECE』
どうりで!
第1話の予告「カゲのおつかい」「王子とお金」