都会的で典型的な英国風ファッションに注目！チャーリー・ハナムのマッチョなスーツ姿！マシュー・マコノヒーの洗練された英国スタイルスーツ。映画『ジェントルメン』感想レビュー

主演・マシュー・マコノヒーなら間違いないだろうと、

映画『ジェントルメン』（2021年）をAmazonPrimeで見ました。

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日本語吹き替えで、マシュー・マコノヒーは子安武人。

コリン・ファレルは津田健次郎。

思いがけず豪華な声優。

ミッキー・ピアソン: マシュー・マコノヒー（子安武人）

レイモンド・スミス: チャーリー・ハナム（佐藤拓也）

ドライ・アイ: ヘンリー・ゴールディング（江頭宏哉）

ロザリンド・ピアソン: ミシェル・ドッカリー（平田裕香）

マシュー・バーガー: ジェレミー・ストロング（岡本幸輔）

コーチ: コリン・ファレル（津田健次郎）

フレッチャー: ヒュー・グラント（森田順平）

ビッグ・デイヴ: エディ・マーサン（栗田圭）

　映画『ジェントルメン』あらすじ

 ミッキー（マシュー・マコノヒー）は裏社会ビジネス・大麻栽培所をビジネスをユダヤ系のアメリカの富豪、マシュー・バーガー（ジェレミー・ストロング）に4億ポンド（約665億円）で売却しようとしていた。

ミッキーはアメリカの貧困家庭で生まれ育ったが、勉学に秀でていたので、奨学金を得てイギリスのオックスフォード大学に進学。

在学中、ミッキーは上流階級の学生たちに大麻を売るビジネスをきっかけにイギリスの裏社会でのし上がっていったのだ。

　映画『ジェントルメン』感想レビュー

主人公ミッキーが「元貧困家庭で生まれ育ったアメリカ人」であり、

イギリス人の上流階級を食い物にして裏社会を牛耳っているところが、

この映画の痛快な設定だと思います。

マシュー・マコノヒーは過去に、映画『ダラス・バイヤーズクラブ』（2013）で、1980年代当時無認可だったHIV代替治療薬を密輸販売する電気工でロデオカウボーイのロン・ウッドルーフを演じています。

ちなみにこの作品でアカデミー主演男優賞受賞しました。

微妙な共通点をミッキーに感じなくもないです。

そしてさらに痛快なのは、ユダヤ系のアメリカの富豪の描き方。

ミッキーの売却にすんなり応じず、裏で巧みに手をまわす。

さすがユダヤ系という感じ。

監督がガイ・リッチーなことからもわかるように、言葉（セリフ）が巧みで、英語がわからないと面白みが半減したり、ブラックユーモアを楽しめないとつまらない映画に感じるかもしれない。

日本語吹き替えの『ジェントルメン』がシンプルに見やすいと思いますし、子安武人のマシュー・マコノヒーはおすすめ。

字幕版と吹き替え版の両方を見たんですが、マシュー・マコノヒーの演技を子安武人が日本人に伝わりやすく表現していると思います。

会話のやりとりで物語が進行する場面は、誰が何をして、何がどうなって、を理解するのが映画好きでなければ退屈しがちな場面だと思いますが、その複雑さがこの映画の面白さであり、俳優の演技力が高いので、ついつい見れてしまいます。

若者が大麻栽培所を襲って、PVを撮影し配信しちゃうくだりは現代風で笑っちゃうし、

上流階級の娘・ローラがヘロインにハマって親が助けを求めるのも、よくある話だけど次から次へと問題が起きる展開は眼が離せない。

驚いたのは、ゆすりにくる柄の悪い記者役がヒュー・グラントってこと。

言われなければ気が付かないレベル。

映画『パシフィック・リム』で主役を演じたチャーリー・ハナムのマッチョなスーツ姿もカッコよくて必見です。

バブアーのジャケットの上品な着こなしは参考になりそう。 

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ちなみにチャーリー・ハナムは2005年にエンポリオ・アルマーニの広告モデルを務めたこともある長身でかっこいいのです。

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『ジェントルメン』チャーリー・ハナムのインタビュー映像

チャーリー・ハナム演じる、レイモンド・スミスが言います。

「たまたま冷凍庫に和牛が入ってる」

イギリスでは高級スーパーで和牛が入手できるそうです。

和牛を冷凍保存してるなんて！

デイヴが襲ってきたチンピラに向かって、自分の警備員は「ラースは空手をやる」と説明する場面があります。

ラースがそれらしい構えをするのが笑える。

ちょこちょこ日本ネタが出てくるのも楽しいし、チンピラもイギリス人らしいチェックのジャージを着てたり、イギリスネタも面白いです。

あのジャージはバーバリーなんだろうか、

と思って調べてみました。

 コリン・ファレルは、若いはぐれ者たちのグループを率いるボクシング・コーチを演じる。彼らは、古いやり方に反抗し、全員がトラックスーツを身にまとう。

ウィルキンソンは次のように語る。「コリン・ファレルと彼の率いる集団のために、一からトラックスーツを作成した」。

ウィルキンソンは、四種類のオリジナルのデザインを作成したそうだ。

「典型的な英国風のスーツ用生地を、モダンなキルト地にし、更にプリントを施して鮮烈な印象に仕立てた。属す階級によって、『英国風』の解釈が異なることを見せたかったんだ。この集団の衣装に関しては、ストリートウェアやカジュアルなスポーツウェアのテイストを加えた」

参照リンク　ガイ・リッチー監督『ジェントルメン』衣装担当のマイケル・ウィルキンソンがデザイン解説！衣装スケッチ＆場面写真解禁 | anemo

あれはジャージではなくトラックスーツらしい（素材の違いがあるようです）

オリジナルデザインで購入できないのは残念ですが、可愛すぎる！

ガイ・リッチー監督は衣装にこだわることでも有名。

衣装デザインを担当したのはマイケル・ウィルキンソン。

映画『ジェントルメン』は、都会的で典型的な英国風のスタイルにしています。