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『庵野秀明+松本人志 対談』感想レビュー

 

 8月20日に配信された 『庵野秀明松本人志 対談』を見ました。

有名なふたりが初対面といのも面白い。

番組の監督は品川祐(お笑い芸人・品川庄司

  

松本人志氏も映画『大日本人』を撮っていて、作品を見るとわかるように、特撮物の影響を大いに受けていることがわかります。 

 

庵野秀明氏との共通話題は特撮なのだろうなとは思っていました。

ウルトラマンなどの話になるとイキイキするふたり。

まるで小学生が会話している雰囲気。

しかし、圧倒的な庵野秀明氏の知識量!

松本人志氏はタジタジです。

最後に本人が「敗北感」とおっしゃられたように、この対談は庵野秀明氏の圧倒的勝利でした。

 

残念だったのは、松本人志氏は話を遮ったりして会話が成立してないな、と感じました。

特に「蜘蛛男」について庵野秀明氏が話かけたところを松本人志氏が遮ってしまい、聞けなかったのが残念。

対談という平等な立場よりも、松本人志氏がインタビュアーのような形式のほうが、松本人志氏にはやりやすかったかもしれません。

SWITCHインタビュー 達人達(NHK)のように、前半と後半でインタビュアーをスイッチする形式というのは、あれはよくできた構成なのだと感じました。

 

終いには庵野秀明氏が品川祐氏に向かって話しだす始末。

きっと品川祐氏が「うんうん」頷いて聞いていたのでしょう。

 

松本人志氏はこの対談で庵野秀明氏から大きな影響を受けたのが感じられました。

ちょっと映画を撮ろうかな、と気持ちが寄ってきている雰囲気があります。

映画『大日本人』は酷評されましたけど、私は結構好きな場面があります。

また挑戦されるかもしれないと感じました。

 

庵野秀明氏はご自分でカメラの前だからちゃんとしている、とおっしゃったようにビジネスモードに徹していました。

庵野秀明氏はジプリでいうところの、宮崎駿氏と鈴木敏夫氏の役割をひとりで担っていると感じます。

ファッションがアニメ監督らしからぬオシャレさ!

薄グレーのスーツに、ピンクのシャツ、ブラウンのシューズ。

イタリアンな感じ。

妻であり漫画家の安野モヨコさんのコーディネートかなと思いました。

特に靴がお洒落。

あれはどこのブランドなのかな。

 

 最近、漫画『服を着るならこんなふうに』でビジネスシューズについて紹介していた回を読んだので、気になりました。

ストレートチップ(つま先に一文字の切り替えがついている)がフォーマルの基本。

フォーマルなら細身で、内羽がついてるものが良いそう。

  

最新刊は30~60代に特化しています。 

おじさんのお洒落のポイントがわかりやすくていいです。

 

庵野秀明エヴァでアニメのすべてを出し切ったとおっしゃってて、しばらくは実写に取り組むようです。

公開予定の映画『シン・ウルトラマン』にも言及されていて、少ししか話されてないんですが、とても見たくなりました。