オフィスでたばこ臭がするので、
『ドでか無香空間 消臭剤 本体 無香料 1780g』を置いてみました。
クーポン割引でお得に買えましたが、自腹で買うのが腹立たしい。
「ドでか無香空間」は、お店のトイレや会社のミーティングルーム、更衣室、喫煙所などにも 使用できます。
その他、
・トイレにしみついた尿、排便臭
・靴のニオイ
・タバコのニオイ
・ペットトイレのニオイ
・生ゴミのニオイ
に使用できます。
レビューで、親の介護のため尿・排便臭に困っていたけどドでか無香空間 消臭剤でニオイがしなくなったとありました。
そんなに効くとは素晴らしい、これだろ、これ、と思って選びました。
届いたけど、でかい。
これなら効くだろう!!
とは言え、オフィスのような開けた空間で効果はあるのか?
結果は、時間がかかるけど自分の周囲のたばこ臭が消えてかなり良くなる。
しかし、喫煙ルームから喫煙者が戻ってくると振り出しに戻る。。。
無いよりはマシ。。。
2020年4月より健康増進法( 受動喫煙防止 )施行され喫煙ルームを設けることなどが企業の努力義務とされています。
けれど喫煙者に染みついたタバコのニオイについては何も無いのが現状。
受動喫煙で新型コロナに感染、重症化する危険が増える恐れがあることがわかっています。
理由はPM2.5 が 1 ㎍/㎥増えると新型コロナによる死亡率が 8%増加します。
PM2.5 が増加した環境に居る人々 の肺には ACE2 受容体が増えるからです。
喫煙所でのマスクをはずして喫煙、談話で喫煙所のクラスターも発生しており、1 月からの緊急事態宣言に伴い、自主的に多くの屋外・屋内の喫 煙所が閉鎖されました。(再開してるところもあります)
しかし、オフィスの喫煙ルームが閉鎖される様子は見られません。
北海道の道議会新庁舎の議員控え室に、喫煙室を設置する・しない騒動を見てもわかるように、喫煙者は喫煙に依存しています。
厚生労働省は喫煙を単なる「習慣」ではなく依存症と診断し、2006年4月より禁煙治療に健康保険が適用されるようになりました。
北海道ののニュースにより、JTでJT分煙コンサルティング活動をしていることがわかりました。
分煙に関する質問や相談に対して無償でアドバイスしてくれます。
しかし、よくある質問を読むと(たばこの煙やニオイを除去するには、排気設備が必要です。)とあり、ざっくりどんな設備があるか調べたけどお高そうなので会社から予算をもらうのは難しそう。
2018年8月に厚生労働省から、2015年度の医療費や介護、火災などたばこによる損失を合わせた額は推計で2兆500億円という研究結果が出されています。
内訳は、
たばこが原因と考えられる病気(がん、脳卒中、心筋梗塞、認知症)にかかる医療費が1兆6,900億円、
これらの病気で必要になった介護費2,600億円、
たばこによる火災などの関連費が1,000億円。
医療費や介護費を圧迫する大きな原因に喫煙があるわけです。
また健康保険料や介護保険料の値上げの一旦になっています。
非喫煙者の負担を軽くして欲しい~。