逆流性食道炎におすすめの市販薬(感想レビュー)
以前に厳しい糖質制限で肉ばかりを食べていたとき、逆流性食道炎になってしまいお医者さんでネキシウムを処方してもらいました。
まぁ、逆流性食道炎になったのは加齢のせいもあると思います。
番組『内村さまぁ~ず』で毎年人間ドッグをするのですが、皆さんが逆流性食道炎という診断が出てて(年とるとなるんじゃん!)って思いました。
逆流性食道炎が癖になったようでネキシウムが手放せなくなっています。
ネキシウムはプロトンポンプ阻害薬で、胃酸分泌を抑え、再発防止のために処方されることが多いです。
しかし、ネキシウムは強い薬なので長年利用すると副作用が気になります。
副作用のなかに、腹部膨満感、睡眠障害、肝機能異常などがあり、ちょっと思い当たるフシが、、、でも、飲まないと、、、。
そこで市販薬で効くものが無いか調べました。
◆逆流性食道炎に効くとされる市販薬
病院で処方される逆流性食道炎の薬(ヒスタミンH2受容体拮抗薬)系のガスター10。
胃酸の分泌を抑えてくれます。
効果が高いのですが価格も高くて、金銭的に続けるのは厳しそう。
ちょっと胃の調子が悪いくらいならいいんですが、逆流性食道炎で長期に服用する場合はお医者さんで処方してもらったほうが良さそうです。
食道の粘膜を覆い、逆流した胃液から食道を守り、炎症の改善を助けてくれるセルベール。
実は飲んでます。。。
セルベールは守りの働きなので、他の市販薬のように消化を助けたり、胃酸の分泌を抑える効果はありません。
ネキシウムの代わりになりそうだと思たのが、
胃酸を中和して食道粘膜が傷害される程度を軽くしたり、症状を和らげる効果のある太田胃散。
太田胃散の成分には制酸剤として、
・炭酸水素ナトリウム
・沈降炭酸カルシウム
・炭酸マグネスウム
・合成ケイ酸アルミニウム
が入ってまして、胃酸を中和してくれる効果があります。
消化酵素にビオジアスターゼが入ってて、でんぷんとタンパク質の消化を助けてくれます。
その他、 太田胃散には生薬(ケイヒ、ウイキョウなど)も入っていて、これが結構なんでも万能な成分で体の調子を整えてくれる効果があります。
ということで、太田胃散を試してみました。
太田胃散には分包もあるんですが、コスパがいちばん良いのは缶でしょう。
分包は携帯用に便利ですね。
太田胃散Aという錠剤もありますが成分に違いがあります。
太田胃散は制酸剤を強化しているのに対し、太田胃散Aは制酸剤も入ってますが消化剤が強化されているイメージでしょうか。
ウルソデオキシコール酸が入ってて、胆汁の分泌を促してくれるのはかなり貴重。
肝臓が弱ってる人にもおすすめだと思います。
太田胃散を飲む際に、
気をつけなければならないのはネキシウムと併用しないこと。
効き目がかぶるので、摂りすぎになっちゃうんです。
太田胃散のフタ裏にすり切り板がついてて、スプーン1杯すり切りに便利です。
はじめは粉を口のなかへ放り込むと「ゲホッ!」となってたんですが、ようやくコツを掴みました。
いつもならネキシウムを1回飲み損ねただけで、逆流性食道炎が暴れだすんですが、太田胃散を飲んだら大丈夫でした!
いいじゃな~い。
太田胃散を続けて約1週間、いい感じが続いてます。
同じく逆流性食道炎に苦しんでいる人の参考になれば幸いです。