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『ULTRAMAN』漫画版とNetflix版の初感(比較・感想レビュー)

 『ULTRAMAN』漫画版とNetflix版の初感(比較・感想レビュー)

 

 NetFlixULTRAMAN』の評判がすごく良いと聞いて見たんです。

そしたら、いろいろ疑問が出たりしてこれは漫画も読んでみないと!

結果から言うと
漫画版の方が話がまとまってるというか抜けが無い印象。

 

ULTRAMAN(1) (ヒーローズコミックス)
 

 

 

 

 『ULTRAMAN』漫画版の感想


漫画版はとにかく話が一貫してまとまってます。
昭和のウルトラ兄弟を知っていればより楽しめる感じ。
いろいろオマージュ満載。
昭和のウルトラマンからお話が続いてる且つ、
アイアンマン要素やスーパーマン要素などアメコミ要素も取り入れて
うまいことまとめてる。
でもウルトラマン(旧マン)だけで、
その他ウルトラ兄弟はいない世界なのかしら?気になります・・・

 

キャラについて


絵が美樹本晴彦ぽいので好き嫌いはあるかもしれません。
ウルトラスーツは凄くよいです 特にセブンのカッコよさは異常。
侍ぽくてよいです。

 

 

お話について


淡々と進む傾向にあり こちらはNetflix版の方が緩急があります。
スロー多用はちょっとしんどいですが。

という感じで
漫画版はお話から演出まで全てそつなく抜けなくまとまってます。
おすすめです。

 

ULTRAMANNetflix版の感想


まずフルCGにする意味が解らない。

キャラは手書きのほうが絶対に良いですし。
ULTRAMANだけならわからなくもないです。

ディティールが細かすぎてアニメーションさせるのに手書きは不可能でしょうから。

 

キャラについて


キャラの設定やオリジナルキャラなど漫画版とはかなり別物です。
大きいところで言えばヒロイン佐山レナ父子などの設定は180度違う・・・。
違和感があるレベルなのでどういうつもりなの全くかわからないです。
重要キャラのレッドは居ないし・・・親父のハヤタシンの扱いも全然違うし。


ただハヤタシンは当時の俳優黒部進に少し似せてたり、
モロボシダンなどは明らかにビジュアルが漫画より良かったり、
実写版はガクトなんだろうな・・・と思うくらいガクトっぽいですが。
イデ隊員は当時の実写版ムラマツ隊員とビジュアルが被るのでややこしい。
というかハヤタシンジロウがなぜかGUNTZぽいのも違和感
原作と全然違うしモブもイケメン揃いだし・・・。

 

CGについて

 

後半数話でやっとCGもアニメーションも観れるレベルになってきましたが、
前半はとにかく酷い・・・Netflixなのに・・・現代とは思えないクオリティ。
そういえばNetflixじゃあないですがキングダムも同じ感じだったなあ・・・

しかし
音楽とアニメーションで盛り上げる演出は漫画版より盛れてる印象です。
漫画版は淡々と進むのでこのへんはNetflix版の方が良いのかもしれない。

 

まとめ


漫画版もNetflix版もどちらも観ると色々補完できていいかもしれません。
テセウスの舟』みたいなもんかしら。
昭和のウルトラマンからお話がちゃんと続いてる感じなのに、
新解釈でうまいことまとめてる。

新キャラが登場するたびに、
扱いがうまくてほほうってなります。
昭和の設定は時代も時代だったし荒かったので。
ウルトラ兄弟なんてタロウ以外みんな孤児だし・・・

っていうか
タロウって絶対ウルトラの父と母の実子じゃあないですよねえ・・・
どうみてもセブンの・・・
まあ昭和なので大人のドロドロ設定なんでしょう。

正義と悪も
人間側 宇宙人側 怪獣側 など見方によって解釈もさまざまだし、
そのへんをうまく活かした作品にこのULTRAMANはなってると思います。
大人が楽しめるウルトラマンです 続きが楽しみです。