アカデミー賞主演女優賞のシャーリーズ・セロンが女スパイを演じる映画。
街中を真っ白なコートに身を包んだ場面では、思わず(スパイなのに目立つーーー!)とツッコんでしまうくらいスタイルが良くてファッションも素敵です。
そして惜しげもなくオッパイをさらけ出し、レズビアンな場面も披露するシャーリーズ・セロンを見ておいて損は無いです。
1982年に公開されたブレードランナーの続編です。
35年ぶりのハリソン・フォードの活躍は、当時映画にハマった人に感慨深いかと。
今をときめく俳優・ライアン・ゴズリングとジャレッド・レトも出演してて豪華!
1982年のブレードランナーでレプリカントの数にミスが生じていたことは有名で、ファンの間で「6人目とはデッカード自身ではないのか?」という考察が生まれました。
監督・スコット自身は「デッカード=レプリカント」というアイデアを気に入っていたそうで、そのアイディアが今作に活かされていると感じます。
何か起きそう!が2時間続く緊迫感のある映画
見た後はぐったり疲れました(笑)
賛否両論のある映画で、ハマる人はめちゃくちゃハマります。
芸術性の高い作品で難解ですが、監督のインタビュー記事を読むと、そういうことか!とわかります。
監督はダーレン・アロノフスキー監督。
ブラック・スワンの監督と聞けば、映画のイメージが伝わるでしょうか。
『借りぐらしのアリエッティ』と『思い出のマーニー』を監督した米林宏昌がスタジオジブリを退社してはじめて制作した映画。
米林監督が得意とするスピード感溢れる場面は素晴らしく、他のジブリ作品と比べてみるのも良いのではないでしょうか。
地球上から人間がいなくなる前の話で、そうやって猿の惑星になったんだ!と謎が解明されます。
シリーズを見ていなくても物語を楽しむことができます。
猿たちの指導者シーザーがめちゃくちゃ渋い!
でもたまには猿っぽさが出ちゃうんでしょう?と期待してたんですが全く無し。
トミー・リー・ジョーンズなのかな?と思うほどに人間っぽいシーザーを見ていると、これは大真面目に制作したのか、笑う場面なのか悩ましい場面がいっぱいです。
マット・リーヴス監督は過去の映画の影響を受けて制作したとあり、なるほど、どこか見覚えのあるような場面を猿が演じていることで、パロディっぽく見えてしまったのだと思います。