ダフト・パンクの『アラウンド・ザ・ワールド』が好きです。
音楽に詳しくはないけれど、ダフト・パンクは気になっていました。
たまたま彼らのドキュメンタリーがあることを知り、なんとなく再生してみたんですが、これが面白い!
ダフト・パンクを結成する前、17歳でバンドデビューをした1992年~2014年頃まで紹介されています。
『ダフト・パンク ドキュメンタリー UNCHAINED』で、アラウンド・ザ・ワールドのPVを担当したミッシェル・ゴンドリーがインタビューで「あの振り付けはギ=マニュエル(ダフト・パンクのメンバー)のアイディアだ」と話したのが興味深かったです。
ダフト・パンクは音楽をクリエイトするだけではなく、世界観を表現することができる人達なんですね。
『ダフト・パンク ドキュメンタリー UNCHAINED』はダフト・パンクと関わりのある人達(例えばファレル・ウィリアムも)がインタビューで彼らと仕事したエピソードや、どんなところがすごいのかを話しながら、ダフト・パンクがどう時代を歩んできたのか紹介していきます。
1992年、当時はオルタナとかアングラと呼ばれていた音楽にエレクトロミュージックがありました。
エレクトロニックミュージックは音量をあまり上げなくてもベースのバイブを体感でき、人々が身をゆだねられる音楽で、それは画期的な音楽で、音楽に革命をもたらしたのです。
そしてエレクトロニックミュージックは次第に世界に浸透し、2014年ダフト・パンクのエレクトロニックミュージックがグラミー賞で5部門を制覇するまでに至ります。
なるほど!これは音楽を知らない私でも、ダフト・パンクの偉業が理解できました
ダフト・パンクがロボットになって顔を隠しはじめたのは2000年。
2000年問題があって、深夜に2人に何かが起きてロボットになったというのが顔をかくしはじめた理由です。
でも、それ以前から、彼らはなるべく露出を避け、大事なのは彼らではなく音楽だとインタビューで話しています。
友人でレーベルマネージャーでもあるアントワンは、顔を隠すのはテクノカルチャーの一部だと話していました。
なるほど、あれはテクノカルチャーなんですね。
『ダフト・パンク ドキュメンタリー UNCHAINED』 ではテクノミュージックの文化的背景に触れられていて、理解を深められてよかったです。
松本零士氏とのコラボや、伝説となっているコーティエラのステージなども紹介され、見ていて飽きませんでした。
ドキュメンタリーを見てダフト・パンクの音楽にもっと興味を持ちました!