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売らないセールスで誰もが成功する!「人を動かす新たな3原則」ダニエルピンク・神田昌典


売らないセールスで誰もが成功する!ってどういうこと?

人を動かす、新たな3原則 の著者はダニエル・ピンク。(ピンクって!)

このダニエルピンクさんは、クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターなどを務めたことがあるそうで、エール大学のロースクールで法学博士号も取得されている経歴の持ち主。


人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!
実際に商品の売買を伴わなくても、売り上げをあげるような商取引でなくても、現代人はかなりの時間を、他人を動かして影響を与えることに費やしている。

具体的には、相手を説得したり、容認を求めたり、あるいはなにがしかの資源(リソース)と引き換えに利益を提供したりしている。

つまり、現代人は誰もがセールスパーソンなのだ。

『モチベーション3.0』のダニエル・ピンクがおくる、21世紀版「人を動かす」3原則!

ところどころにYoutubeで見たような実験例が挙げられており、その説明を通じて何が人を動かすのかを解説しています。

ただ、私にはこれらの説明が回りくどく、理解しにくい印象を受けました。

読んでみて「で?」という感じで、自分が読みこぼした部分を探るために何度も読み返してみたり。



例えば「ピッチ」という章。

著者は「ピッチとは主張をその本質にまで純化するスキルのことだ」と説明しているが、前例を交えた解説に私はピンッとこなかった。。。。

そしてさまざまな種類のピッチが説明されるのだけれど、要領を得ない。。。

6種類のピッチを練習する、で、「こういうことか」というのは、ようやくわかりましたが、例えば「最近送信したメールの件名を有用性か好奇心に訴える件名がいくつあるか調べる」とか、そういうことです。

ふー、理解するのに時間がかかりましたが、この本にはたくさんのヒントが紹介されており、自分がまだ知らないことや、取り入れてみたくなることを探したい人に向いていると思いました。

「人を動かす」のは、ちょっとしたことがポイントなのです。

ほんの少し視点を変えてみるといいのです。

「セールスに必要なスキル」という章は消費者からすると、あったらうれしいことなんですが、生産者の立場になると、それが見えなくなる場合があることが紹介されています。

長い行列のできるお店の看板は、お客を逃さないアイディアが施されています。

実際に見ると、なんだそんなことか、と思うかもしれませんが、そのアイディアを実行するまでなかなか思いつかないもんなんですよね。

消費者目線を忘れないのも大事ですし、消費者の声を拾い上げて問題を見直した結果、売らないセールスににつながるのです。

小難しく説明している本だなぁという印象はあります。


禁断のセールスコピーライティング
あの伝説の集団、顧客獲得実践会の会員たちが実践した
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ついに暴露されることに。

一度やったら止められない、 文章ひとつで会社が儲かる禁断のテクニックは、
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