映画『ボレロ 永遠の旋律』の予告が公開されています。
映画の公開は8月。
「ボレロ 永遠の旋律」特別試写会の懸賞がありました。
場所・時間、2024年7月30日(火)東京・ギャガ試写室
応募締め切り:2024年7月18日(木)必着
応募先
映画「ボレロ 永遠の旋律」試写会にintoxicateがご招待! 天才ラヴェルが憎んだ〈魔の名曲〉の誕生を描く音楽映画 | Mikiki by TOWER RECORDS
ボレロと言えば、 バレエ映画「愛と哀しみのボレロ」が昔にありました。
地上波初放映のとき、数ヶ月前からCMしてまして、それでボレロの曲が耳にすっかり残ってしまいました。
上映時間 185分の大作。
現在サブスクは無いみたいで、中古ブルーレイがなんと2万円超えのプレミアに!
映画「愛と悲しみのボレロ」の映像がありました。
ジョルジュ・ドンのバレエです。
確か、ボレロを踊れたら真の一人前とか、そういう演目だと聞いています。
びっくり筋肉な肉体、脂肪がない!
ちゃぶ台の上に見えるのが子供心に面白く。
周囲のダンサーが踊り出すと盆踊りや万華鏡を彷彿とさせます。
ウィキを読んで、そうだ、幻のダンスが地上波で見られるとか、そういう触れ込みだった気がします。
「ベジャールによるボレロの振付」は、日本で初めて、パフォーマンスとしての知的財産権を獲得しており、許可なくこの振付で踊ることは許されなかった。
参照リンク ボレロ (ラヴェル) - Wikipedia
とまぁ、ボレロはバレエでしか興味がなかったのですが、
映画の予告を見て、ハタッと作曲家・ラヴェルにも興味が湧きました。
「ボレロ」はスペイン人役のためのバレエ曲として制作されたとのこと。
あぁ、なるほど!
そういう振付なのね。
バレエ「カルメン」に通じるところがあるかもしれない。
作曲家・ラヴェルの生涯をざっくり紹介
作曲家・ラヴェルはスペインにほど近いフランス領バスク地方のシブールで1875年に生まれましたが、生後3カ月しか滞在しておらず、後の25年間戻ることがなかったことから、バスク地方の表現への直接的な影響については議論があったそう。
けれどもお母様がバスク人ですから影響はあったことでしょう。
1901年(26歳)『水の戯れ』で個性が確立。
順調に才能を開花させ、有名なローマ大賞を勝ち取ろうと試みるも5回とも失敗。
なんだかM-1みたい。
ローマ大賞とは?
30歳までの若手作曲家が、指定された形式の曲を与えられた時間内に作曲し、審査員の評価で優勝と認められれば、ローマ大賞受賞者としての栄誉と、副賞として、イタリア・ローマのフランスアカデミーへの作曲留学の機会が与えられます。
フランスを代表する作曲家、ベルリオーズ、グノー、ビゼー、マスネ、ドビュッシーなどが、1等賞と呼ばれるローマ賞グランプリを獲得しています。
参照リンク 作曲賞に落選したことによってそれが「事件」となり、なお一層の評価に結び付いた天才、ラヴェル: J-CAST トレンド【全文表示】
ローマ大賞の最後の挑戦になる1905年(30歳)、まさかのラヴェルが予選落ち!
大スキャンダルとなり「ラヴェル事件」を引き起こします。
才能があっても苦労があった!
当時にSNSがあれば、、、
その後もいろいろあって、第一次世界大戦勃発(1914年・39歳)。
で、ようやく1928年(53歳)に「ボレロ」作曲。
映画の予告からはちょっと想像できない、なかなか大変な人生だったようです。
参照リンク モーリス・ラヴェル - Wikipedia