家の壁が熱い、壁を破壊せずに断熱・遮熱対策(DIYその1)
これまで家の断熱・遮熱対策をしてきましたが、36度超えになってくると、
家の壁が熱いところが顕著になり、これは対策せねばとDIYしました。
壁内に断熱材は入っていますが外壁が金属サイディングのせいか、窓枠の熱が壁に伝わるのかとにかく熱くなってきます。
壁を破壊して断熱材の入れ替え遮熱対策とかDIYではハードすぎる。
壁を破壊せずにDIYで断熱・遮熱対策できないものか?
考え、調べ抜いて選んだのはデュポン・スタイロ社「ザ・スリム」
薄くて断熱性に優れた商品です。
ザ・スリムには4mm、7mm、10mmの3種類の厚さがあります。
ザ・スリム4mm
ザ・スリム7mm
ザ・スリム10mm
丈夫なかための発泡スチロールみたいな感じで、用途は異なりますが社内ポスターなどの掲示に利用する人もいます。
4mmは水槽などで活用する人もいるようです。
ザ・スリム
熱伝導率0.028W/(m・K)
表面を滑らかなスキン層で覆われていますから、水や水蒸気を寄せつけず、丈夫で弾力性にも優れています。リフォームをはじめ、一般改修の断熱材や補助材として広くご使用いただけます。
遮熱には、壁に遮熱透湿シートを貼ります。
遮熱シートを張った上から「ザ・スリム」をします。
遮熱透湿シートは家の中に輻射熱を入るのを防ぎ、日中の暑さや、
陽が沈んだ後に家が暑くなる現象をやわらげてくれる効果があります。
また透湿、つまり空気の出入りを調節してくれるシートでカビなどの発生の心配がありません。
ただのアルミシートにも遮熱効果はありますが、結露してカビる可能性があります。
7mmを購入しました。
スポンサーリンク
ザ・スリムはカッターで簡単に切れます。
壁に取り付ける前にサイズがあっているか確認。
ザ・スリムをカッターで切るのに役立つアイテムを紹介します。
DIYにはやはりある程度の道具は必要で、道具次第で仕上がりが全然違います。
長い金定規のおかげで、不器用な私でもまっすぐ切れます。
A1サイズの大きなカッターマット。
よく切れるカッター。
ザ・スリムは薄いピンクというか、うすだいだい(肌色)という色です。
そのまま壁に使う人もいますが、DIYっぽさが露骨なので壁紙を張ってみることにしました。
しかし、表面の素材的に張れるのか?という不安はあります。
DIYブログなど検索しましたが事例が見当たりませんでした。
キッチンの扉などに貼れるダイノックシートも検討しましたが、広範囲なこともあり価格的に壁紙に決定。
壁紙は壁紙屋本舗・カベガミヤホンポで生のり付き壁紙を購入しました。
これがすごくよかった!
明日へ続きます。
・追記(2023年9月)
壁に断熱材も入っていると思うけど暑いのはなぜ?と思っていたんですが、どうやら窓からの熱が窓枠、壁を伝って熱を帯びて夕方に溜め込んだ熱を放射していたようです。
窓からの熱や冷気が大きいとは聞いていたけど、ここまで影響力があるのか!と改めて感じました。
窓ガラスに遮熱シートは貼っていて、もちろん貼った方が効果があったわけですが、直射日光が熱すぎたようです。