累計部数50万部の人気漫画『合コンに行ったら女がいなかった話』が10月20日深夜0時25分からドラマ放映されました。
合コンに行ったら、“男装女子”がいた!という話です。
男装女子役が元宝塚歌劇団が演じています。
大学生男子役は、井上想良、小西詠斗 、増子敦貴
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合コンに行ったら女がいなかった話(感想レビュー)
ドラマは誰もが期待したであろうキャスティング「元宝塚歌劇団」の男役スター出演!
素晴らしい。
七海ひろきさん、瀬戸かずやさん、如月蓮さんが漫画の世界を大いに表現しています。
隠しきれないスターオーラが本物すぎる。
大学生男子も漫画の世界観どおり好演してますが、バランス的にどうだろう。
漫画の常盤は少し硬派な男の子で、蘇芳が惹かれるのもわかる雰囲気がありますが、ドラマでの常盤はコメディが前面に出てて男としての魅力がわからないため、蘇芳が惹かれるポイントが意味不明。
小西詠斗演じる、浅葱(あさぎ)は難しい役だと思うけど、漫画の世界観そのままに可愛い系の男の子を上手く演じていて好感度大。
ラブコメディにしてはテンポの悪さが気になるのと、カラオケシーンで、七海ひろきさんの美声を全カットは残念。
漫画で歌声は表現できないのだから、ひと言だけでも入れたらいいと思いました。
エンディングの歌でもいいじゃない。
男装女子にキャーキャー言う女子大生3人組の演出はなぜあんなキャラにしたのか、残念すぎる。
漫画ではあえてそういうキャラにしてないと思うし、宝塚ファンを連想させないオタク女子像は昭和的感覚が見える。
というわけで、今のところドラマ化ならではの良さが「元宝塚歌劇団」の男役スター出演しか見当たらないですが、まだ1話なので今後に期待。
漫画を読み進めていくと、蘇芳(男装女子)がなぜ常盤を合コンに誘ったのか、なんとなくわかる演出になっていて、クールな印象の蘇芳の真意が透けて見えるのが面白可愛いです。
いろんな恋のはじまり方があるんだな、と思える漫画です。
人に言いにくい趣味や仕事を相手に隠している、というところからスタートする漫画はあると思うんですが、いきなり男装女子を見せてしまうという展開が面白いと思います。
『合コンに行ったら女がいなかった話』原作者の蒼川ななさんは『女装コスプレイヤーと弟』という漫画も描かれています。