アニメ『モブサイコ100 シーズン3』の放映が今秋からはじまっています。
ということで急遽シーズン1から見始めて、やっとシーズン3まで追いつきました。
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アニメ『モブサイコ100 シーズン1』（あらすじ）
超能力持ちで、霊感もある中学生・影山茂夫（通称モブ）は、
「霊とか相談所」を営む自称・霊能力者 ・霊幻新隆のもとへ人生相談に訪れたのをきっかけに師匠と呼び、仕事を手伝うようになる。
だけどある日、モブは気がついた。
「本当にこれでいいのかな？って思うんです」
モテたい！と思ったモブは学校の部活「肉体改造部」に入部する。
しかし「そんなことでモテない」と言われてしまう。
そんなとき「モテますよ」と誘われた集会に参加。
「エクボ様」が登場し怪しい集会だと気が付く。。。
世界征服を目論む秘密組織「爪」の第７支部にモブの弟・律が拉致されてしまう。
モブの超能力は感情が100％になると、超絶な能力を発揮する。
シリーズ構成が瀬古浩司氏なだけあって面白い。
瀬古浩司氏は呪術廻戦、進撃の巨人、チェンソーマンなども手がけています。
タイトルの『モブサイコ100』の意味は、
主人公モブ、超能力の英語・サイコキネシス【psychokinesis】、各話で%表示される数字が「100%」になったそのとき何かが起きる、ということを意味しています。
モブサイコ100は主人公・モブが成長していく姿が良いんです。
例えばエクボ様が「空気を読めよ」と愛想笑いするようにモブに強要する場面があります。
愛想笑いする同級生とは対照的に、モブは「愛想笑いができない」と笑いません。
どうやってモブはこのピンチを切り抜けるのか！？
世の中、流されてしまったほうが簡単でラクなことで溢れていると思います。
だけど、モブは自分で答えを見つけるまで安易な行動をしません。
それは、超能力を持っているから、というのも大きく影響しています。
事件や問題を通して、モブは学び成長していきます。
後にモブは、愛想笑いできない悩みを霊幻新隆に相談します。
その回答もまた興味深い。
そうした少年らしい悩みから、世界の危機を救うようなレベルの話まで幅広く、続きを見たくなっていく展開が素晴らしい。
事件後、エクボはかけがえのない存在になっていくんですが、アニメでは声優が大塚明夫氏で、愛嬌のあるキャラが表現され最高です。
大塚明夫氏でなければ、エクボの良さはここまで出せない！というくらいハマり役。
私のお気に入りキャラです。
ちなみにエクボ様のエピソードはモブサイコ1巻です。
学園モノっぽさもありながら、社会の闇をブラックユーモアで描き、
物語に無駄がなく、退屈する暇が無いくらい面白いです。
シーズン1でモブの能力が覚醒するのが見どころです。
アニメ『モブサイコ100 シーズン2』（あらすじ）
「霊とか相談所」霊幻新隆は、深爪町にはびこる４つの都市伝説の謎に挑んだり、ホームページを開設したり、徐々に仕事が増え天狗になりつつあった。
モブと喧嘩しモブ抜きで仕事をこなす霊幻に、テレビ出演の依頼がやってきたが、それは霊幻を陥れるための罠だった。そして「爪」のボス・鈴木統一郎との対決がはじまる。
テレビ出演がきっかけで、謝罪記者会見を行うことになった霊幻新隆。
SNSなどであっという間に炎上してしまう世間を風刺した内容。
霊幻はどうこのピンチを切り抜けるのか？
記者会見中に霊幻新隆の回想シーンで、「霊とか相談所」へ人生相談に訪れたモブを、霊幻新隆の視点で描かれた場面が興味深い。
モブは霊幻新隆の言葉に救われたわけですが、霊幻新隆もまたモブに救われていたのでした。
何気なく言ったことや言われたことが、思いがけず大きな影響を与えていることは日常でもありますね。
なかなか感動的な場面でした。
コミック9巻に描かれているエピソードですが、アニメとの表現の違いにも注目で、全体的にアニメの方が理解しやすくはなっていると思いました。
超能力を街を壊したり、人を傷つけたりすることに使うのは許せないモブ。
そうした信念を持ち、マラソン大会も超能力を使わず自らの体力で挑むなど、モブの行動に周囲がハッとさせられるシーズン2。
アニメ『モブサイコ100 シーズン3』（あらすじ）
モブは進路に悩んでいた。
町では「爪」のボス・鈴木統一郎との対決で生えた巨大ブロッコリーの影響が広がりつつあった。
参照リンク モブサイコ100 III
アニメはまだ3話です。
シーズン3はコミックで13巻〜の話になります。
アニメ『モブサイコ OVA』（番外編）もあります。
シーズン1は霊幻新隆が本を出版してベストセラーを狙う話、ですが総集編として振り返りにもなっている斬新な構成。
シーズン2は、縞馬県の山奥にある秘湯・疣神（いぼがみ）温泉へ除霊に訪れる物語。
霊幻新隆を主人公にした本編完結後のストーリーも出版されています。
