『コルゲンコーワトローチ』と『ノドニトローチ』の違いを調べてみた。
普段から龍角散のど飴で予防してます。
しかし、花粉の季節の喉のイガイガは、
コルゲンコーワトローチで治してます、と書いたのが先日のこと。
ところがコルゲントローチを切らしてしまい、Amazonで売り切れ。
そこで、レビューの評価が良くて価格がお手頃な、
『ノドニトローチ』をお取り寄せしてみました。
『コルゲンコーワトローチ』と『ノドニトローチ』の違い
『ノドニトローチ』のほうが『コルゲンコーワトローチ』よりリーズナブルです。
もしもノドニトローチで事足りるなら、今後は乗り換えても良いのでは?と思い、成分の違いを確認してみることにしました。
コルゲンコーワトローチは、
・痛みやはれを鎮めるグリチルリチン酸二カリウム 15㎎、
・炎症が悪化しないように、口やのどを殺菌・消毒するCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物) 5㎎、
・のどの粘液分泌を増加させる生薬成分であるセネガ乾燥エキス 23.95㎎
を配合。
CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物) はのどのイガイガを取ってくれる効果もあるので、イガイガする人におすすめ。
ノドニトローチは、
・痛みやはれを鎮めるグリチルリチン酸二カリウム15㎎
・炎症が悪化しないように、口やのどを殺菌・消毒するCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)6㎎、
・キキョウエキス 120㎎
大きな違いは、ノドニトローチにセネガ乾燥エキスは含まれず、キキョウエキスが含まれる。
キキョウエキスを調べると、セネガ乾燥エキスと同じ役割があるようです。
キキョウの根はサポニンを含み、これには気道の粘膜の分泌をよくすることとあわ立ち作用があります。
このため、適量を飲むとたんが出やすくなります。
ただし多量に飲むと吐き気を催すことがあります。
また、イヌリンは水溶性食物繊維ですから、腸内の善玉菌の増殖を助け、便通をよくする作用もあります。参照リンク 龍角散・生薬辞典
なるほど『ノドニトローチ』を舐めすぎると、人によっては吐き気を感じることもあるかもしれませんが、舐めすぎなければ大丈夫でしょう。
『ノドニトローチ』を舐めてみて、特に気になることがなければ、『コルゲンコーワトローチ』と同等の効果を得られると思います。
また、『ノドニトローチ』のほうが、炎症が悪化しないように、口やのどを殺菌・消毒するCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)が1㎎多いため、無性に喉がイガイガする人にはより効果が高いかも?
また、大正製薬からセチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)の新型コロナウイルス不活化作用を確認という記事が出ています。
殺菌成分セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)を0.0125%以上の濃度で5分間曝露させることにより、新型コロナウイルスを99%以上不活化することを確認しましたのでお知らせいたします。
トローチを舐めれば新型コロナウイルスを防げるという話ではありませんが、喉を殺菌して潤いを保つことは予防のひとつとして有効かもしれません。
喉にイガイガを感じる人は、トローチで無くても飴などでとにかく唾液を絶やさないほうが良いと思います。