ドラム式洗濯乾燥機。日立・BD-SG100FL・ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム(感想レビュー)
日立・BD-SG100FL・ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラムの設置終了しました。
ヤマダ電機 楽天市場店で購入して、設置まであっという間!
不要になった洗濯機はドア幅ぎりぎりでしたが、業者さんがテキパキと運び、新しい洗濯機をさくさく搬入、設置まで1時間もせず作業を終えて帰られました。
さすがヤマダ電機!
家電リサイクル回収料金は現金で4180円支払いしました。
さっそく洗濯機を動かしてみましょうかね。
BD-SG100FLで洗剤は自分で入れるタイプ。
文字が大きくて表示がわかりやすいです。
上蓋をパカッと開けるだけなのもいいです。
今回は本体価格・本体サイズなど諸々の関係で、従来どうり自分で洗剤を入れるタイプとなりましたが、洗剤自動投入がめちゃくちゃラクとは聞いているので、おすすめは洗剤自動投入タイプです。
搭載機種はBD-SX110EL、BD-NX120ELです。
洗剤自動投入を一度知ったら戻れない気がします。
パネルが近未来的な光を放っています。
左ボタン「自動おそうじ」は、洗濯槽の見えない部分の汚れを洗い流します。
追加使用水量:13L、追加時間:約8分かかります。
なぜ、このオプションボタンを押すのか。
それは [乾燥ダクトクリーンシステム] に関係します。
乾燥ダクトクリーンシステムは洗いやすすぎのさいに、シャワーで上から乾燥ダクトのホコリを洗い流します。
自動おそうじのときにドラムが回る遠心力で乾燥ダクトの下から水を通しホコリを洗い流します。
つまり、乾燥ダクトの詰まりを起こさせたくなければ、自動おそうじを作動させなければならないと私は理解しました。
自動おそうじは一度設定したら、自分でOFFしない限りONのままになります。
BD-SG100FLの洗濯~乾燥 標準使用水量約78Lですが、自動おそうじをプラスすると91Lになります。
ザブーンTW-G500Lは洗濯~乾燥 標準使用水量約88Lだったので、1回3Lの水道使用量が増えますので、水道代の節約にはなりませんね。。。
洗濯機を動かしてみて、え?洗ってる?と思うほど静か。
洗濯~乾燥まで、運転音(洗い/脱水/乾燥)34/37/48dBです。
30dBはささやき声、郊外の深夜くらいの静かさ。
40dBは図書館、静かな住宅地の昼、くらいの普通の音。
50dBは静かな事務所、家庭用クーラーの室外機くらいの音。
ザブーンTW-G500Lは、経年劣化でドラムに歪みが生じており、脱水時の音が当初よりも大きくなっていましたから、脱水音も余計に静かに感じます。
以前はドラム式洗濯乾燥機の脱水の音が騒がしいので、マンション暮らしではあきらめる人もいたと思うのですが、今のドラム式洗濯乾燥機はそこまで騒がしくないですね。
ナイトモードもあるので、お隣を気にせず動かせそう。
BD-SG100FLは窓ガラスが暗すぎて、洗濯物がまわっている様子がほぼ見えません。
洗っているところを眺めるのが好きという人には大打撃です。
安全性を考えると透明なほうが良いと思うんですが、人目についても大丈夫な配慮なんでしょうかね。
洗濯~乾燥が終わったら、瞬時に電源オフを自動でしてくれました。
まるで定時に帰宅する今どきの若手社員ではありませんか。
電気代の節約になりそうです。
ザブーンはTW-G500Lは洗濯物にシワができないように、熱が冷めるまでタンブラーが回り続けて残業してましたから、余分に電気代がかかっていました。
ヒーター乾燥は洗濯機に熱を帯びて、なかなか冷めないのが理由です。
これに比べて、日立・BD-SG100FLはヒートサイクル乾燥で、乾燥後の洗濯機が熱くない!
ヒートリサイクル乾燥方式とは、運転時に発生する熱を回収して乾燥時の温風に再利用する乾燥方式でドラム式洗濯機に搭載されています。
ヒーターの熱に加え、高速風を発生させるジェットファンの圧縮熱、ジェットファンモーターの熱を乾燥時の温風に利用しています。
ドラム内の温度が上がり過ぎないので乾燥中でもドアの開け閉めができます。
夏場の脱衣所は特に、乾燥時の熱がムアーンとしてたので、かなり違いが感じられると思います。
BD-SG100FLは、本体サイズがTW-G500Lとほぼ同じですが、ドラムが大きくて、間口も広くなって、洗濯物の出し入れがラク~!
ドラム直径53㎝、奥行き39㎝、容量78Lです。
洗濯が終わって、ドラム式洗濯乾燥機ではお馴染み、ゴムパッキンごみが出ます。
このゴミに怒る(縦型洗濯機→ドラム式洗濯乾燥機デビューの利用者)は多いです。
必ずティッシュが必要じゃないか!と。
TW-G500Lに比べれば、ゴミが少ないなという印象でした。
洗濯物は「風アイロン」というだけあって、ふんわり乾いていました。
乾き具合は(しっかり・弱め)にも調節可能です。
ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラムは、乾燥の仕上がりに定評があります。
特にタオルのふんわりに感動される人が多いです。
TW-G500Lでタオルもそこそこふんわりしてたので、そこまでの感動は感じませんでしたが、ヒーター乾燥のときのように生地が熱々ではなかったので傷みが少なそうな印象を受けました。
服のサイズがワンサイズ縮むのは当たり前だったんですが、風アイロンなら縮みもマシになるかも?
気になるようなニオイはありません。
家族は「新しい洗濯機のニオイがする」と言ってましたので、敏感な人は感じるかもしれないですね。
そのうち新しい洗濯機のニオイは無くなると思います。
※2020年12月追記 ヒートテック毛布を洗濯~乾燥したところ、めちゃくちゃふわふわになりました!
なんだか匂う場合は、下水のニオイがあがっている可能性があります。
乾燥の影響で下水のニオイがあがってくるようであれば、下水からのニオイが上がってこなくなるよう排水トラップを取り付けるのがおすすめです。
我が家は『カクダイ 洗濯機用VP・VU兼用排水トラップ 426-020-50』をつけてます。
ドライバーがあれば自分でつける人もいるみたいです。
日立でも防水パン用排水トラップは販売されています。
横形トラップ UP-Y3・縦形トラップ UP-T3
工賃が必要になるでしょうが、設置時に相談すればつけてもらえると思います。
ゴムパッキンの向こうに排水口が隠れています。
この穴がTW-G500Lより大きいです。
この穴がゴミで塞がれていると上手く洗えないことがあるので、掃除を忘れずに。
隠れているので気がつかない人もいると思います。
驚いたのが、外槽前カバーとドラム前部との間の溝が細い。
TW-G500Lでは、この間を乾燥の熱風が吹くようになってて、上部の乾燥ダクトフィルターとつながっており、ゴミを菜箸ですくってダクトの詰まりを食い止めようと掃除したものでした。
この溝は細くて掃除できないですね。
自分で掃除できないなら、流れきらなかったゴミが、乾燥で固まり故障の原因になる可能性がありそう。
自動おそうじのオプションボタンを押して掃除するのがおすすめです。
乾燥フィルターのゴミ。
乾燥フィルターを取り外す時に、ゴミがグイッと集められるので、従来のようにティッシュやブラシをつかってゴミをかき集めなくて良いです。
TW-G500Lのときよりゴミが少ない気がします。
乾燥ダクトクリーンシステムが働いているからかな。
今回からステンレスコーティングのフィルターに変わっています。
従来との違いの明記は無いですが、掃除しやすく破れにくいと思われます。
フィルターの目の詰まりも、乾燥効率を落とす原因になるので、毎回こまめにゴミを取り除くのがおすすめです。
乾燥フィルターBD-SG100FL 001は劣化したら希望小売価格 3,000円(税別)で購入できます。
乾燥フィルターを外すと、さらにフィルターがあるマトリョーシカ式フィルター。
こっちのフィルターも取り外し可能でお掃除が必要です。
BD-SV110BL 002(乾燥内部フィルター)も劣化したら希望小売価格 300円(税別)で購入できます。
振るだけでもゴミが取れるという糸くずフィルター。
ぶんぶん振ったら落ちましたが、細かいことを言えばちょっと残りました。
いろいろ試して、手のひらに叩きつけるようにトントンすると、キレイにゴミが落ちました。
TW-G500Lの糸くずフィルターはティッシュなどを使用しないとゴミが取れませんでしたので、それに比べればゴミの処分がしやすいと思います。
糸くずフィルターNET-KV5(NET-KV5 001)希望小売価格 600円(税別)で購入できます。
◆ドラム式洗濯乾燥機 日立・BD-SG100FL総評
かなり静かで大満足です。(歴代のドラム式洗濯機と比較しての話です)
終了音がメロディで知らせてくれるのですが、大きく高音なのでよく聞こえます。
ブザー音・無音に変更できるのもいいと思います。
洗濯時間も以前より短縮されている気がします。
家族も洗い終わるのが以前よりはやい、と言っています。
確かに、1日2回しか回せなかったところが、3回まわせます。
本体サイズが幅が若干スリムになり、そのわずかな差がドア幅も搬入しやすくなって良かったです。
乾燥フィルターや乾燥ダクトの詰まりトラブルは、長時間使用してみないとわかりませんね。
噂ではほぼ解消され、そうしたトラブルで修理を呼ぶことは無いようですが、たまにしか乾燥機能を使わないというご家庭も多いので、365日乾燥までしちゃうヘビーユーザーな我が家の場合は気になります。
今回、ヤマダ電機 楽天市場店で購入してスピーディーに設置できてよかったです。
ヤマダ電機の長期保証は実際に利用してみないと、どこまでカバーできるかわかりませんが、メーカー保証を含め合計5年保証があるのは心強いです。
(5年間保証の場合「メーカー保証1年+長期保証4年」で合計5年間)
※追記2022年5月
洗濯物の片寄りエラーを出してしまうことがありましたが、慣れたらエラーも出さなくなり、故障も問題も無く使用できています。
乾燥フィルターはマメに掃除しています。