新しいドラム式洗濯乾燥機、東芝ZABOONTW-G500。シリーズの中でいちばん安価な型番です。
他の上位機種よりも10kgほど本体が軽いので、床に自信のない家屋には優しいのではないだろうか。
それに高摩耗サスペンション(振動を吸収し、床への振動を抑える機能)もついている。
もちろん上位機種のほうが節約は抜群らしい、が、初期出費も大きいので、まあ、この機種でいいんじゃない?って感じ。
従来のよりは改善されてるわけだし。
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歴代のドラム式洗濯乾燥機の中で脱水時の音が最も静か!というのが最初の印象。
キュイーンという可動時の音がトランスフォームするんじゃないか?と思ったくらい。
そんな特殊な音がする。でも変身したら、それはそれで面白い。
実は今のところ水を含んだときに重くなるような洗濯物を入れてないから?とも思わなくはない。
あるメーカーのフリースを入れると脱水時に洗濯機が踊り出すほどすごいことになり、洗濯機を傷める勢いなので、それ以来着たくてもそのメーカーのフリースは着てないし、着るものは洗濯乾燥機の負担にならないものをチョイスするようにしています!
洗濯乾燥までできないウール、カシミヤは着てません。アクリル100%大歓迎!
しかし、これだけ注意しても脱水時のトラブルには今まで随分と悩まされてきた。
そして今回、東芝ZABOONの「少量」ボタンにに拍手を贈りたい。
ドラム式乾燥機をご利用の方なら経験はあると思うのだが、ジーンズ2本、など少量で洗いたいときにはかたよりエラーがよく出ていた。
それが解消されたのだ!
今までは洗濯機にエラーが出ていて、本当にがっくりきたもんだ。
しかも、以前に使用していた洗濯機はリトライをする為、水を投入しては何度も脱水を試みていたため、水道代の請求が半端ない金額になることもあった。
この「少量」ボタンは非常に画期的で素晴らしい!
これは世界初アクティブS-DDインバーター搭載によるものが大きいと思う。
モーターの磁力を変えることで、高効率な運転が可能にし、更にセンサーが振動を見張って、ドラムの回転を制御して振動を抑えるといのだ。
ほっほぉー。
そして興味深いのは、洗濯コースがパネルと、ダイヤルのどちらからでも選択可能なこと。
「こういうの苦手」というおばちゃんにはありがたいかもしれない。
どこをいじっても洗濯コースが選べるのだから。
しかし、シンプルでありたい人にはややこしくなるだけで、いらない機能とも言えそう。ここは賛否が性格によって分かれるだろう。
あと、好みと言えば乾燥の仕上がり方。
シワにならないように、というのでソフトな感じに乾燥される。
感じ方によっては若干しめっぽい。
わたしはバリバリに乾いたほうが気持ちよくて好きだ!
お日様っぽいほうが好き。
でも、生地を傷めない、シワにならない、など考えるときっとこのソフト乾燥は優秀なんだと思う。
ないものねだりなのかなー。
気になる水量は、注意書きに「風呂水(を再利用した場合)が減っていない印象を受けるかもしれないけれど、それだけ水の使用量が少ないんです」みたいなことが書いてあるほど、要は少量の水で洗える。
実際、風呂水の減りが従来のものより少なかった。
(以前のは縦型トップオープンドラム式だったので、随分と水を使った。)
今のところ、とても気に入っている。これで10万ちょい(値引き価格で)ならいいんじゃないですかね!
耐久性については壊れた頃にレポートしたい。
※追記
・水道の蛇口をちゃんと開けておかないと、洗濯時間が長く表示されてしまうので注意。
・フィルターがなんと2箇所ある。上と下。ちょっと面倒だけど、簡単にごみは捨てられる。
・洗濯機を壁からわずか「1cm」離すだけで良い。従来は熱がこもるので10cmとかだった。だから、本体の大きさの割りに部屋にそんなに圧迫感がない。丸みを帯びたデザインもかわいいと思う。
・幅655×高さ100×奥行714(いちばんのでっぱりまで)1110(蓋を開けたとき)本体69kg
洗濯容量 9.0kg 乾燥容量 6.0kg