『サトコとナダ』ユペチカ（感想レビュー）
ときどきヒジャブを被っている女性とすれ違うことがあって、薄いブルーのヒジャブはとても彼女に似合っていて、ファッションとして楽しんでいることが伺えました。
何度かすれ違っているうちにヒジャブとは何か、どんな決まりがあるのかなど興味が沸いてきて、そんなとき 『サトコとナダ』という漫画を見つけ読んでみました。
このマンガがすごい2018年で、オンナ編第3位。
日本人大学生・サトコがサウジアラビア出身のナダとルームシェアする様子が描かれます。
ナダ自身はヒジャブのことをどう思っているのか、
誕生日はあまり祝わないとか、
証明写真はどう写ってるかとか、
サウジアラビアの国旗がどんなものなのか、
へー！知らなかったことが満載です。
ナダはイスラム教徒なので、お祈りや食べ物についても描かれています。
ハラール認証されてる食品も最近は成城石井などで見かけますね。
だけどもっと身近な例えで「アルコール」では、お酒を思い浮かべがちですが、醤油やみりんにアルコールが入っているので気をつける必要があるとか、なるほど～と思います。
サトコはアメリカに留学しているので、アメリカの文化にも触れられます。
サトコがバス停のルールを知らなかったのでバスが通り過ぎてしまい（無視されたー！）と思う場面があります。日本人なら確かにそう思うかも。
文化の違いを楽しめる、おすすめの漫画です。
