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北欧フィンランドを代表する陶磁器ブランドを知る「アラビア手帖」


北欧フィンランドを代表する陶磁器ブランド「アラビア

いつもその食器のデザインに惹かれるものの「アラビア」についてよく知らないのでアラビア手帖を読んでみることにしました。

こちらの本はA5の大きさ(190mm×148mm)とやや小ぶりなので、フィンランドに旅行に行く際や、食器を購入しに行くときにもバッグに忍ばせておくことができます。

電車でもカフェでも、好きな時に読むことができて便利そうです。

写真が豊富で作家の紹介がきちっとされている内容でありながら、このコンパクトさがとても良いと感じました。

食器をプレゼントする際に一緒に添えられてもおしゃれ〜。

アラビア手帖

ムーミンマグやヴィンテージ食器など、アラビアの魅力満載

北欧食器の代表的存在とも言えるアラビア。1873年に創業して以来、斬新で個性的なデザインを多く生み出してきました。本書は、幻のヴィンテージ商品や人気のムーミンコレクション、そしてアラビアの芸術的側面を支えるアーティストたちや最新のデザインまで、アラビアの魅力を余すところなく紹介します。北欧雑貨ファン待望の1冊。



最初のページのALABIA文字とロゴが入った透かしペーパーが可愛い!

最初に紹介されていたのはパラティッシコレクションでした。


アラビア(ARABIA) パラティッシイエロー 8941 プレート 21cm

1988年に再生産され現在でも根強いコレクションです。
こちら女性デザイナーが描いたのかと思っていたら男性でした!
デザイナーの名前は「カイピアイネン」
その紹介文に人生ってわからないものだな、と思いました。何気に深い〜。
パラティッシコレクション以外にも壁紙のデザインを手がけたりアーティストとして活躍しました。

140周年記念プレートやアラビア美術館の紹介もあります。

本書の前半、三分の一ほどが昔のアラビアについて語られていました。

昔のアラビアについて詳細を知りたい人には、少し物足りない量かもしれませんね。

アラビア初心者の私には、とても楽しめる内容で、作家の紹介は興味深く、食器の写真は実際に使われているような雰囲気のものも多く、イメージが伝わってきて参考になりました。

残り三分の二ほどが現代のアラビアについて語られています。

ムーミンシリーズにはじまり、アラビア工場の内部作業や、ヘルシンキの「カフェデリマルシェアラビア」「イッタラアウトレットアラビア」なども紹介されています。

ここまで読んでみると、ちょっとヘルシンキに行ってみたいなぁ、と思いはじめました。

素敵だわ!

近年のデザインは以下の感じ。


アラビア/arabia/北欧/Arctica/アルクティカ【北欧特集/プレート・ボウル】**アラビア アルクテ...


ARABIA アラビア 24h TUOKIOトゥオキオ マグカップ 340ml コバルトブルー 18467ARABIA アラビア...



アラビア (ARABIA) ホームタウンマグ 300ml ダウンタウン



【北欧特集/マグ・カップ】**アラビア Piilopaikka ピーロパイッカ マグ 400mL ( 9250 ) < ...

アラビア手帖を読んでみて、アラビアの食器を知ることにより、親近感が沸き、好きになってきました。

最終章「アラビアを愛する人たち」ではアラビアの魅力にハマった原田さんが興味深かったです。

好きなものに携われるって素敵です。



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