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あなたのお弁当はどんなものでしたか?「アンソロジーお弁当」


アンソロジーとは一定の主題・形式などによる,作品の選集のことで、つまりアンソロジー お弁当。は、いろんな作家さんがお弁当について書き記したものを寄せ集めた作品集なのです。

作家さんの年齢もあって昭和な話がほとんどだけれど、そこにはお母さんの愛情が感じられたり、思春期の思惑があったり、読んでいて懐かしい気持ちになります。

その中で、人情味のあるお弁当について書かれていた洲之内徹さんの「ほかほか弁当」はとても印象的でした。

池波正太郎さんのそこまでして食べるか!という情熱には驚きましたし、人それぞれにお弁当への想いはあるものだなぁと感じました。


アンソロジー お弁当。
日本を代表する随筆家、小説家、文章家たちによる思い出や思いの詰まった
「お弁当」についての随筆を集めた「アンソロジー お弁当。」

友人が子供のためにキャラ弁を作った、という写真をたまにUPしていた時期がありました。

「今日は寝坊したので、急いで作りました!」というコメントとともに、のりを切ったりなんかして、ちゃんとキャラ弁を作る友人はえらいなぁー!と感心したものです。

私は幼いときに、友人のお弁当に「うさぎ」のカタチをしたリンゴが入っていて、母に頼んだのでしたが、絶対に入れてくれませんでした。

タコさんウィンナーもしかり。

家でこっそりやってみたところ、包丁の刃が太くてタコの足が作れませんでした。。。これなら仕方ないな、と思ったものです。


461個の弁当は、親父と息子の男の約束。
父子の愛情に涙する、お弁当エッセイの名作誕生。
「高校3年間、毎日お弁当をつくる! 」一人息子とした約束だから、破るわけにはいきません! そうして始まった怒涛のお弁当ライフ。つくりに作った数はなんと合計461食! 二日酔いの朝も、早出の朝も、休むことなく作り続けた著者。そして、きれいに空っぽになった弁当箱を持ち帰る息子。渡辺父子がお互いの想いを伝えあってきたのはこの“お弁当"だったのです。
地方ライブに出れば、その土地のお惣菜ネタを探し、居酒屋では味を盗み、息子のダイエットに知恵を絞る……。決して贅沢をするわけでなく、旬の食材を使った手作りの弁当には息子に伝えたい想いや教えが詰まっています。
凝り性の著者によって、見る見るうちに上達していくおかずや盛り付けのクオリティには目を見張るものがあり、そのセンスをマネしたくなります。さらに肩の力の抜けた料理作りのスタンスを知れば、お弁当デビューもしたくなるはず。秘伝の調味料や弁当作りのコツも満載。