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漫画家・ヤマザキマリさんから見た日本は、やっぱりじゅうぶん変だった!望遠ニッポン見聞録

テルマエロマエで有名なヤマザキマリさんの「望遠ニッポン見聞録」を読みました。こちらはエッセイですが、ところどころにヤマザキマリさんのイラストが添えてありミニ漫画を楽しむことが出来ます。
ヤマザキマリさんは、最近ではアップル創始者のスティーブジョブズの伝記を漫画をスタートさせたことで話題になりましたが、このエッセイを読んで、グローバルな視点を持ったヤマザキマリさんだからこそ描けることがあるのだろうと感じました。


望遠ニッポン見聞録
漫画家・ヤマザキマリさんから見た日本は、やっぱりじゅうぶん変だった!
イタリア→日本→中東→ポルトガル→シカゴ在住。異国暮らし歴十数年の著者が、近くて遠い愛すべきニッポンの妙を綴る現代版見聞録!

随所にエッセイ漫画で描かれてきたエピソードも含まれてはいるものの、テルマエロマエが映画化されたあたりの頃のエピソードもあり、最近に海外で気がついたことを読めるのは興味深いです。

私がはじめて知ったのは「しゃがむ」という行為が欧米では無いこと。日本であれば「しんどい!」と言ってその場にしゃがみこんでしまうことがあると思うのですが、欧米で同様の行為をしたところ、友人は赤面して「立って」と言ったそう。そういった習慣やマナーをおもしろおかしく読めました。

また、ヤマザキマリさんという人柄が人との出会いをうむようで、あまり人が経験しないようなエピソードも楽しめます。
NAVERまとめ2013年4月18日(木)では「ヤマザキマリさんのツイートにて、宅配便で送れる!日本全国で挫折伝書鳩が保護されている事実が明らかに!」が紹介されてまして、ヤマザキマリさんの人柄がうかがえます。。。。)


学者である旦那さんとのエピソードにも触れており、プレゼントの話はモーレツ!イタリア家族 を読んでいて、事前に旦那さんがどんな人なのかを知っていると、もっと面白く感じると思います。

ヤマザキマリさんのファンだけでなく、些細なことでも広い視野を持っていると、そこからさまざまなことを感じとることができると知ることができるエッセイです。自分に自信が無い人や、私が間違ってるの?なんて日々感じている人にも読んで欲しいと思います。


さらば、平たい顔族よ! 笑いと涙の大団円!

マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をW受賞、2012年1月に驚愕のテレビアニメ化、
2012年4月には実写映画が公開され記録的な大ヒットとなった、超ベストセラー・爆笑コミックが、ついに完結!

“風呂"に人生を捧げた我等がヒーロー・ルシウスの、冒険と恋のフィナーレは……!?
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阿部寛/上戸彩/宍戸開/勝矢/ヤマザキマリ