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あけたらすぐに食べられる「京都 テイクアウト美味図鑑」関谷江里


著者の関谷江里さんは、禁煙派。

そこが禁煙派に非常にポイント高い本です。

テイクアウトが中心の本なんですが、飲食できる店舗も紹介しており、その大半が全席禁煙なのです。

さて、テイクアウトの内容ですが、お弁当、お寿司からフレンチお惣菜、餃子、パンなどで、お値段は1万円するものから百円程度のものまで幅広いです。

場所も祇園から烏丸四条付近のお店が多く購入しやすそうな立地なのも良いです。

有名なお店も多く見られるのですが、中には「このお店ってテイクアウトできるのね」と思う店もあり、知っているようで知らなかったグルメが掲載されているのも魅力です。

最後に地図で店の位置が表示されていますが、最寄りの駅の記載がしてあるのもポイント高く、実用的な本になっています。

しかし、写真は大きいものの掲載されている文字が小さく、少々読みにくいです。グルメな内容からして、もう少し字が大きいほうが大人な読者にはうれしいと思われますが、鞄に忍ばせられる本のサイズでは写真を優先した場合、仕方ないのかもしれません。

写真は著者が店に足を運び、その場で撮影したと言うこだわりよう。食感が想像できそうなほどのアップが多いので、グルメ好きにはうれしいと思います。

あと、食べたことのあるものも数点掲載されていたのですが、「はつだ」の和牛弁当は美味しくておすすめです。特に観光客にもおすすめで、京都駅の伊勢丹の地下2Fで買いやすいし(時間が遅いと売り切れの場合もあります)、お土産にしたり、新幹線の車内で食べてもいいけど、京都駅の屋上に行けばベンチがあるので座って食べることもできます。
お値段は1680円はお高いのですが、食べてみて非常に満足度が高かったです。


最新京都美味ガイド―本当におすすめしたいお店275軒
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