海外ドラマ『ウォーキングデッド・ダリルディクソン』が、
U-NEXT(映画観るなら<U-NEXT> )で独占配信が10月20日からはじまりました。
2010年から2022年にかけて全11シーズンが制作されたゾンビドラマ『ウォーキングデッド』ファイナル・シーズン最終回後のダリルを描いています。
1話がアップされたのでその感想と魅力を紹介します。
魅力その1. 舞台がフランス
主人公ダリル・ディクソン(ノーマン・リーダス)がアメリカからフランスに渡り、マルセイユの港から物語がはじまります。
フランス!?
魅力その2. フランス語が話せない無茶ぶり
さっそく、マリベルというフランス人と出会います。
「フランス語は話せないんだ」
ダリルはフランス語が話せない。。。
えー!この状態で物語がすすんでいくんだ!
今から30年近く前はフランス人はフランス語しか話さない、という感じでした。
近年ではフランス人も英語を話せる人が増えているようですが、若い世代が主体です。
先日、YAHOOニュースでフランスで英語が通じることが話題になっていました。
「フランス語知らねえのかよ」英語で話しかけると“不機嫌だった”フランス人なのに…日本人に伝えたい「この16年間で海外旅行の常識は激変した」
前回、私がフランスを訪ねたのは2007年のワールドカップの時。今回は実に16年ぶりの渡仏だったわけだが、「コミュニケーション」に関していえば、環境は180度変わった。
まず、日常生活では英語が通じるようになった。カフェ、レストランなど観光客を相手にするお店ならほぼ100%。ストレスフリ―である。
参照記事 「フランス語知らねえのかよ」英語で話しかけると“不機嫌だった”フランス人なのに…日本人に伝えたい「この16年間で海外旅行の常識は激変した」(Number Web) - Yahoo!ニュース
ダリルがフランス語を話せなくてもドラマとして成立するのは現代的な設定だと感じました。
魅力その3. フランスの美しい風景を堪能
巨大な橋が美しい。
マルセイユから116kmで、徒歩26時間程かかってダリルはやってきたみたい。
というか、マルセイユ港ってアメリカから漂流してたどり着くのは難しく無いかしら?と疑問が沸いたけど、1話の最後で経緯が説明されました。
設定がちゃんとしてるな!
他にもフランスならではの風景に出逢います。
これは聖地巡礼に行く人も出てくるんじゃないでしょうか。
フランスに行ったら見たい。
「ポン・デュ・ガール」観光の拠点となる町は、アヴィニョン(Avignon)とニーム(Nimes)でパリのリヨン駅からTGVの直通列車を利用すれば、3時間弱で行くことが可能ですが、そこから現地ツアーに参加するのが定番。
オプショナルツアーをザッと見たけど、朝9時集合だから前泊しないと無理だなぁ、、、と空想旅行するのも楽しい。
魅力その4. ダリルとフランスが想像以上に似合う
ダリルと言えば、ハーレイダビッドソンにまたがりクロスボウをぶっ放す、
生粋のマッチョなアメリカ人のイメージです。
しかし、フランスの教会の回廊でくつろぎながらドリンクを飲む姿に、
あれ?ダリルってフランス似合うじゃん!
主人公ダリル・ディクソンを演じるノーマン・リーダスは、
1997年にプラダ、2000年から2004年までダーバンのモデルをした経験がありますから、姿がサマになるのも頷けます。
またシチリア島出身の父と、イギリス人の母の間の生まれですから、ヨーロッパの風景に自然と溶け込めるのでしょう。
フランスらしいファッションを着こなすダリルも楽しめます。
サスペンダーに鼻血ブーです。
マッチョな二の腕を拝む機会はあるのか!?
ドラマ感想まとめ
教会ではシスターという慈悲深い存在でありながらも、 マキ (抵抗運動)の名残が見られるなど、随所にフランスらしい演出が面白く1話は見応えがありました。
ゾンビは少なめでしたが、人口の少ない地域なのでこれからたくさん出てくると思います。
フランスのゾンビってアメリカのゾンビと何か違うところがあるのか、演出も楽しみです。
『ウォーキングデッド・ダリルディクソン』は全10話の予定です。
毎週金曜に1話づつ配信。
すでにシーズン2の制作も決まっており、気合の入ったスピンオフドラマになっていると感じました。
本ページの情報は2023年10月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
『ウォーキングデッド・ダリルディクソン』あらすじ
コモンウェルスを離れたダリルは、目が覚めるとマルセイユの港に漂着していた。
「飢えし者」と呼ばれるウォーカーがはびこるフランスでは、人類再生を信じ慈善活動を行う「希望連合」と、武力で全土を制圧する「生者の力」、2つの勢力が台頭していた。
ダリルは「希望連合」の修道女・イザベルに出会い看病を受けるが、彼女は"救世主"として育てられた少年・ローランを連合本部へ護送するようダリルに協力を求める。
一方、「生者の力」幹部のコドロンは、ある目的でダリルの行方を追っており…。
【スタッフ】
製作総指揮:デヴィッド・ザベル、ノーマン・リーダス、グレッグ・ニコテロほか
監督:ダニエル・パーシヴァル、ティム・ソーサム
脚本:デヴィッド・ザベル、ジェイソン・リッチマンほか
参照記事 TWDスピンオフ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』。ダリルの新たなサバイバルが始まる! | コンテンツLOVERメディア U-NEXT SQUARE