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マイリトル世田谷・しまおまほ


しまおまほさんの記事を読んで、興味が沸いたのでエッセイ「マイ・リトル・世田谷」を読んでみました。

タイトルの世田谷には馴染みがないんだけど、どうかな。

住んでみたくなるような気持ちになるかな。

そんなことを思って読み始めたのだけれど、内容がどうも自分と合わなかったようで、不愉快な気持ちになる場面が多かったし、亡くなった人について何人か書かれていて、彼女にとって死は大きな影響力があったのだろうけれど、そんなこともあって全体的に根暗な印象を持ちました。

文章は表現力が豊かで、読みやすく、引き込まれるのだけれど。

エッセイよりも、小説の短編集として表現してくれたなら、もう少し楽しめたように思います。

マイリトル世田谷というのは彼女の心の中にある街のことなのだろうな、と感じました。


マイ・リトル・世田谷 (SPACE SHOWER BOOKs)
時の流れとともに移り変わる街や人々を独自の眼差しで切り取ったエッセイ集。