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ゴールデンウィークにレンタルで見たい!!おすすめ軍モノ、戦争映画!!

ゴールデンウィーク中、自宅でゆっくりするなら映画を見るのがおすすめ。

レンタルショップに行くのが面倒であれば、Amazonインスタント・ビデオで200円〜映画を見ることができます。

戦争映画は見た後で、いろいろと考えさせられます。

なんでもない日常のありがたさ、平和を感じることができます。

戦争とは敵と戦うだけでは無いということを知ります。

おすすめ軍モノ、戦争映画

おすすめ軍モノ映画 その1 フルメタル・ジャケット

フルメタル・ジャケットは「時計じかけのオレンジ」「シャイニング」「2001年宇宙の旅 」で知られるスタンリー・キューブリック監督の映画です。

1988年に公開され、前半では海兵隊訓練所で新兵が受ける過酷な訓練、後半では彼らのベトナム戦争の様子が描かれています。

訓練では人間性を否定され、殺人マシーンとなるべく教育されます。

そこで、ありがちにも!ひとり太った落ちこぼれの生徒がいるわけです。

すごーく昔に見たときは、ハートマン軍曹ひどい!と思ってたんですが、見直したら、口は悪いけど愛情はあるわけです。

落ちこぼれも卒業できるように、なんとかする教官だったんだなぁ、と知りました。

この新兵の訓練で、歌を歌いながらランニングするシーンがあるのですが、今でこそその「ミリタリーケイデンス」は馴染みがありますが、当時は「歌を歌いながらランニング!?」と衝撃を受けました。

ファミコンゲーム「ファミコンウォーズ」のテレビCMで、パロディ化されて歌われて、「かあちゃんたちには内緒だぞ!」と真似して歌う子供が続出しました。

あの映画を見てパロディ化しようと思うとは!、これまた衝撃を受けました。



ちなみにベトナム戦争は1960年12月 〜 1975年4月30日迄と15年もアメリカは戦争していました。

そして、時代が時代なだけに、今だったら許されな行為も行われ、無差別にベトナムの農民をあっさり殺す場面も出てきます。

残酷なシーンも多々ありますが、印象的なシーンが多く、映像美に溢れていて、さすがスタンリー・キューブリック監督だと思います。

特にラストシーンで出てくる、黒いビルとそこに向かう兵士、気分を高める音楽がとても不気味で美しい映像だと感じました。

その不気味なビルに潜んでいた敵は、ベトナム人でこそあれ、ただの人間であり、自分と変わらない人間なのだと思い知りました。

主人公である情報部員のジョーカーは、胸に平和を示すバッジをつけていて、度々そのことを問われますが、その場面があるからこそ最終的なジョーカーの決断を印象深いものにしていると思います。

おすすめ軍モノ映画 その2 ブラックホーク・ダウン

リドリー・スコット監督のブラックホークダウンです。

1993年にソマリアで起こった壮絶な市街戦を描いたお話。

「1時間で終わってすぐ帰ってこれる」と上官に送り出された作戦は、最悪な事態に陥ってしまいます。

上官の出す指令が「おいおい、冗談でしょう!?」と思うような場面も多々あり、リドリー・スコット監督の皮肉ピリカラがよく効いています。

アカデミー賞授賞式だったと思いますが、司会がジョシュ・ハートネットに「せっかくあんなに走ったのに(賞をもらえないとは)」と冗談まじりに言われる場面があったのですが、、、、走らされます。

戦いが終わってすぐにまた戦場へ出ていく彼らの姿を見て、何の為に戦っているのか考えさせられますし、まだ戦いに行くのか!と驚かされます。

この映画はアメリカを万歳していない映画なので、本国のウケは悪かったようですけれど、いい映画だと思います。

おすすめ軍モノ映画 その3 ハンバーガー・ヒル

タイトルの由来は、兵士たちが次々と“ミンチ”にされていく程の悲惨な戦況から、「この丘は俺たちをハンバーガーにしようとしている!!」と叫ぶ1人の兵士のセリフからで、それほど過酷なベトナム戦争の1969年「アパッチ・スノー作戦」を描いた作品です。

何度も何度も丘を占領しようと兵士は上ります。

でも、なかなか攻略できない。

その様子は悲惨なもので、彼らの精神状態もぎりぎり。

味方のヘリの誤爆で多くの仲間が死ぬ場面では、一緒に空に手を振りたくなるほど!彼らに気持ちが入り込んでしまいます。

新兵が送られてくると「また新兵が来たぜぇ」と笑うしかない状況。

戦争に行くなんて冗談じゃない!と思う作品です。

おすすめ軍モノ映画 その4 プラトーン

プラトーンは1986年公開のアメリカ映画で第59回アカデミー賞 作品賞 受賞作品で、そのポスターになった空を仰ぐポーズはとても有名です。

ベトナム帰還兵であるオリバー・ストーンが、アメリカ陸軍の偵察隊員であった頃の実体験に基づいたストーリーです。

戦争に行くとはどういうことか、彼らは何と戦っているのか、とても衝撃を受ける映画です。

これは実体験に基づいているというのですから恐ろしい!

ウィリアムデフォーの演技が素晴らしく、ニヤリッとした表情がなんとも言えません。

毎回、その空を仰ぐように倒れる場面で涙がドバーッと出てしまう映画です。

おすすめ軍モノ映画 その5 ハート・ロッカー



ハート・ロッカーは第82回アカデミー賞では9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門で受賞した2008年の映画です。

アメリカ軍の危険物処理班に、殉職した隊員に代わりにやってきたウィリアム・ジェームズ軍曹は、無謀と思える方法で爆弾を処理していくというお話。

主人公について様々な意見がある映画ですが、私は主人公は良く言えば「仕事馬鹿」でベストを尽くしたいと思っているように見えました。

様々な現場を潜り抜けてきた(と思われる)ウィリアム軍曹は、経験から「多分、これはこうだ」と分析して処理にあたっていますが、その内容を仲間に知らせないので、仲間からしたら無謀な行為に見えます。


困難な爆弾を見て、装備を脱いでしまうシーンでは、もし吹っ飛ぶなら気持ちよく逝きたい、というセリフを吐きます。

あ、その気持ち、わからなくはない。

実際、モコモコの装備をつけたまま取り除けるような爆弾では無い、という理由もあると思うんですが、ベストを尽くして死んじゃうなら、そんなモコモコの装備をつけたまま死にたくないような気がします。

でも、仲間からしたら、そこまでして取り除かなくてもいいと判断し撤退を促すのもわかります。

どかーん、と爆発させて終わりでいいじゃん、と。


命がけでベストを尽くす姿は、戦争中毒とも言えますが、職人としての使命感や、誇りに満ちていると感じました。

そういう特別な人がいるから大惨事に至らないこともあるし、反対に仲間を危険にさらしてしまうこともあります。

それを戦争中毒と思うかどうかは見ている側に委ねられていると思いますが、彼のような人が国を守っているという事実を映画で示したかったのではないかと感じました。

戦争映画を続けてみると、時代は違えど共通することが見えてきます。

いろいろありますが、中でもいちばん思ったのは「とにかく触らない」ということ。

気になるモノがあっても、もぉー、気にしない!

なぜなら「仕掛け爆弾」が仕込まれていて死んでしまうからです。

缶の中に地図が入っていて「これは重要な情報だ!」と持ち帰ろうとすると、どかーん!

落ちてたぬいぐるみを拾って、どかーん!

戦場では好奇心は命取りですね。