Netflix映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
この映画は、『スパイダーバース』のソニー・ピクチャーズ・アニメーションが手掛けた、韓国カルチャーを取り入れたポップなアクション映画です。
2026年第98回アカデミー賞にて長編アニメーション賞受賞、主題歌「Golden」は、歌曲賞を受賞。海外で大ヒットしていると聞き見てみました。
表の顔「アイドル」×裏の顔「デーモンハンター」
キュートでクールな3人組アイドル「ハントリックス」。彼女たちの裏の顔は、なんと「デーモンハンター」。 スタイル抜群で歌もダンスも完璧、そのうえ悪魔まで倒してしまう彼女たちは、まさに女の子の憧れ。少し背伸びをしたい年頃の子なら、間違いなく夢中になるアニメです。
アクションシーンは、個性やチームワークというより、とにかく「決めポーズ」のカッコよさを追求した作りです。まるでハイクオリティなミュージックビデオを観ているような感覚です。
本作がアカデミー賞で評価されたのは、ストーリーの深さというよりも、「アニメーションが音楽と完全に同期する快感(シンクロニシティ)」が、今のトレンドに完璧にハマったからではないでしょうか。
本格的なK-POPサウンドと吹き替えのクオリティ
メインボーカル・ルミの声に異変が起きるなか、悪魔側から男性グループ「サジャ・ボーイズ」が送り込まれ人間を虜にしていきます。彼らの楽曲「ソーダポップ」をはじめ、全編を通してK-POP好きにはたまらないミュージカル調の構成です。
特筆すべきは、日本語吹き替え版のクオリティ。
歌唱シーンを声優任せにせず、歌の実力があるプロのキャストを起用しているため、違和感なくパフォーマンスに没入できました。
韓国らしいコメディ要素とツッコミどころ
「ハントリックス」のサイン会にひと晩並んでいる「サジャ・ボーイズ」の姿には、思わずナンデヤネン!意外とルールを守るデーモンたちがシュールです。
こうしたコメディタッチのノリが韓国らしく、笑いどころが散りばめられています。
物語は、元人間の過去を持つサジャと、秘密を抱えるルミの「ベタな恋愛」も進行していきます。
豪華キャストの輝き、一方でシナリオは…
正直なところ、物語の核心であるはずの「二人の苦悩」の描写については、浅っ。浅右衛門。
『アナと雪の女王』の「ありのままの」ほどの衝撃はありません。
しかし、キャスト陣は超豪華!
ジヌ役(石川界人): 難しい立場の青年デーモンを、哀愁漂う繊細な演技で表現。
メインヴィラン(イ・ビョンホン): 『イカゲーム』での悪役や、先月9年ぶりの来日で話題を呼んだ映画『しあわせな選択』でもお馴染みの名優。
彼のような大物俳優が声を当てることで、作品全体の「韓国カルチャーへの本気度」がグッと引き締まっていました。
「物語の深さ」を期待すると肩透かしを喰らうかもしれませんが、「映像と音楽の融合」を楽しむエンターテインメントとして、キラキラした世界観に憧れる女の子たちが、夢中になれる作品だと思います。
この作品のキャスト・関連作をチェック!
【石川界人 代表作】
ハイキュー!! (影山飛雄 役)
ジヌ役の石川界人さんといえばこの作品!繊細な演技の原点をチェック。
【イ・ビョンホン出演】
マグニフィセント・セブン
ナイフの達人ビリー役。寡黙でクールなアクションは必見です!
残念ながら日本語吹き替え版の予告編は公開されていませんが、なんと公式から冒頭6分間のノーカット本編映像がアップされています! 気になっている方は、まずはこの6分間でその衝撃を体感してみてはいかがでしょうか?
【公式映像】『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』冒頭6分ノーカット
個人的には主題歌「Golden」よりもソーダーポップが好きです。
キャスト(声優)
ルミ 寿美菜子
ルミ(歌)堤育子
ミラ 田村睦心
ミラ(歌) MARU
ゾーイ 渡谷美帆
ゾーイ(歌) 横山愛実
ジヌ 石川界人
ジヌ(歌) 藤正裕太
ダウィマ 土田大
セリーヌ 樋口あかり
ボビー 虎島貴明