1枚で7枚分の暖かさ。グンゼ『 インナーシャツ ホットマジック 極み ロング クルーネック MH0808N』(感想レビュー)
ヒートテックは吸湿発熱する素材で身体から放出されるナノレベルの水分子の動きを捉え、熱エネルギーへと変換される仕組み。
つまり基本的には動いているときに温かい効果を感じやすいです。
1枚で綿100%インナー7枚分の暖かさ、グンゼ『 インナーシャツ ホットマジック 極み ロング クルーネック MH0808N』を買ってみました。
グンゼの「極kiwami」シリーズは、汗などの湿気を吸収するときに発生する熱を利用して、繊維そのものがしっかり発熱する東洋紡の【eks】を使用し、1枚で一般的な綿肌着7枚分の暖かさを実現。
ユニクロのヒートテックと同じく吸湿発熱する素材なのは同じですが、ユニクロは東レ、グンゼは東洋紡の違いがあります。
グンゼ『 インナーシャツ ホットマジック 極み ロング クルーネック MH0808N』(感想レビュー)
厚みのあるインナーでユニクロの超極暖くらいのイメージでしょうか。
グンゼは1946年に肌着の生産を開始しています。
長年肌着を製造しているだけあり、着心地が良いです。
2枚重ねしたら14枚分の温かさじゃん!?
ってことで重ね着してみても着心地が良く、さほど分厚くならないのもいいです。
暖かいです。
けれども締め付けが強く重ね着は私には向いてませんでした。
1枚でも温かいのですが。
グンゼは価格がユニクロの超極暖の約2倍するので、コスパ的に性能がどちらが上かは使用する人の好みによると思います。
元値が高いとどうしても求める性能のハードルが高くなりますから。
ユニクロは伸びてしまうことがあるのですが、ストレッチ性の低下により保温力が低下するとFAQに回答があります。
耐久年数は取扱・保管状態によるが目安は3シーズン(ストレッチ性が弱くなったときが買い替えどき)としています。
素材に使用されているポリウレタンの寿命が2、3年です。
ポリウレタンは着用しなくても劣化がすすみます。
ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(超極暖・長袖)はポリウレタン14%です。
グンゼは「長持ち」するイメージがありますが、『 インナーシャツ ホットマジック 極み ロング クルーネック MH0808N』はポリウレタン5%で、グンゼのほうが持続力が高いかもしれません。
また、セーターなどに使われる素材、アクリル55%です。
私の経験からするとアクリルって暖かいです。
じっとしてても暖かいイメージがあり、アクリル55%は、ヒートテックウルトラウォームクルーネックT(超極暖・長袖)のアクリル33%と比較すると、グンゼのほうが求めるインナーシャツの用途にあっているように思います。
お値段に比例した性能なのではないか、と感じましたが着続けてみないとまだわからないですね。
ともかく現段階ではグンゼ良いです。
気に入っています。