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フェデックスの航空機が墜落。無人島で4年余り暮らす。「キャストアウェイ」トムハンクス


もしも無人島にひとつ持って行くとしたら何を持って行くか?

そんな究極な質問があったりするけれど、そもそもそんな質問が定番化しているのは小説「”ロビンソン・クルーソー」のせいなのではないかと思います。

そして”ロビンソン・クルーソーには実際のモデルがいまして、スコットランドの航海長アレキサンダー・セルカークの4年4ヶ月の無人島での生活をもとに書かれたと言われています。

航海長アレキサンダー・セルカークは船長と争いがもとで無人島に置いていかれたそう!ひゃー!


キャストアウェイは飛行機が墜落し、主人公が無人島に辿りつく、という映画。

トム・ハンクスは本作の役作りのため22.7kg減量し、第58回ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)を受賞、第73回アカデミー賞では主演男優賞と録音賞にノミネートされました。

ただ、この映画の評価について「ほぼ無音で退屈」とか、アカデミー賞だったかで、ほぼトムハンクスがひとりで演じていることについてちょっと笑いネタにされている感じがあって、あまりよろしくない印象を持ってしまい、なんとなーく見ずにいました。

でも、やっぱりトムハンクスが出てるなら見ておこう!と思い、今回見てみました。

日本で2001年に公開された映画なので、14年経ってますねぇ。


キャスト・アウェイ (字幕版)
チャック・ノーランドは、世界宅配便“フェデックス”の敏腕システム・エンジニア。世界中を駆け回り、システム上の問題解決に明け暮れている。一秒も無駄にしないことが彼の信条だった。そんなある日、彼の乗った飛行機が事故を起こす。奇跡的に一命を取り留めたものの、彼が漂流した先は無人島だった。

まず、墜落した飛行機が“フェデックス”っていうところがキーワードだったりして、よく考えられてるなぁ。

墜落シーンがハッ!と息を飲むような臨場感があって、ハラハラドキドキしました。

時間に追われるような生活をしているチャック・ノーランドが、無人島で反対の生活を送る姿も面白く、トムハンクスらしいパロディ的な要素もあって、全然楽しめました。

今見ても、古さは感じません。


恋人役を演じているヘレン・ハントの演技も素晴らしく、雨に濡れるシーンでは彼女の感情がドバーンと溢れ出てて感動的でした。

もうべっしゃべしゃに濡れる、あの演出は、言葉では語りきれないことを表現していて、まさに映画!と感じさせました。