10月27日に全国の劇場公開が終了したばかりの、
映画 『ゆるキャン△』がAmazonPrimeで配信スタートしたので見ました。
興行収入10億円を突破の話題作です。
映画 『ゆるキャン△』(感想レビュー)
『ゆるキャン△』は学生が少ない予算内でキャンプを楽しみ喜びを発見していく、それが魅力でした。
映画 『ゆるキャン△』では、野クルメンバーが社会人になっています。
映画は噂で炎上していると聞いていて、ふーん、お金にものを言わせたキャンプでもするのか?と想像したんですが、
確かにチラッと描かれたキャンプの装備が、わかる人にはわかるお高いアイテムが見られます。
テントで使用されていた、ジャクリのバッテリーは容量は不明ですが、10万円以上するのでは。
ゆるキャンの真似したい!
と思ってキャンプグッズを探す人もいると思いますが、高価でがっかりする人もいるかもしれない。
装備は置いといて、
ゆるーいキャンプを楽しむ、社会人になっても変わらない姿
を見たかっただけに「キャンプ場作り」が主体で期待外れに感じました。
県の寂れた土地活用としてキャンプ場を野クルメンバーが取り組むことになるのです。
しかし、それが「やりがい詐取」など、ボランティア(素人)でキャンプ場をつくることに違和感を感じる人の意見を多数見かけました。
映画では、きちんと整備してキャンプ場として提供していることを伝えたかったのかなと思いますが、それは社会人になった彼女達の目を通して伝えることもできたのではないかと思います。
こんな内容にしなくても、
年に一度みんなで集まって、キャンプでリフレッシュする、
ありがちなそんな物語でよかったのではと思いますが、映画だけにねぇアイディアを相当捻ったのでしょう。
各務原なでしこは社会人となり、アウトドアショップの店員として勤務していました。
なでしこが高校生のときにアウトドアショップの店員さんに親切にしてもらったように、なでしこもお客さんに合ったキャンプグッズを提案していきます。
キャンプが好きだからこそ、みんなにも好きになって欲しい、
そんななでしこの接客の姿勢が素晴らしい。
店長もそんななでしこを応援するホワイトな職場。
映画『イーディ、83歳 はじめての山登り』という映画で、ショップ店員が登山初心者にあれこれ買わせようとする場面があります。
もう二度と来ないような相手なんだから、と思ってここぞとばかりにという態度は見ていていい気分はしませんが、売上ノルマがあるためそういう接客するお店も実際ありますね。
なでしこはずっとそのままでいて欲しい。