三連休にTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』を見ました。
2021年12月時点で電子版を含めた全世界シリーズ累計発行部数1100万部を突破している人気ライトノベルが原作です。
『Re:ゼロから始める異世界生活』は、異世界モノ人気アニメの先駆けとなった作品としても知られています。
リゼロとも呼ばれますね。
コミックもあるんですがめちゃくちゃあって、どれから読めばいいのかわからないくらい。
Re:ゼロから始める異世界生活 第一章 王都の一日編
Re:ゼロから始める異世界生活 第二章 屋敷の一週間編
Re:ゼロから始める異世界生活 第三章 Truth of Zero
Re:ゼロから始める異世界生活 第四章 聖域と強欲の魔女
剣鬼恋歌 〜Re:ゼロから始める異世界生活†真銘譚〜
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆
アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆」
Re:ゼロから始める異世界生活 公式アンソロジーコミック
どれだけ人気があるか、コミック数だけでも伺えます。
以前にアニメ1話を見て、面白みがわからなかったので止めてしまったんですが、
人気の作品であること、
異世界モノに慣れてきたこと、
から、楽しめるかもしれないと思って再び挑戦。
主人公は、
コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された引きこもり高校生の少年ナツキ・スバル
普段から体を鍛えている、という珍しいタイプの引きこもりです。
主人公の能力は、
自身の死により時間を巻き戻して記憶を引き継げる、タイムリープ能力「死に戻り」
何度もリセットされる感じ。
経験を積んで問題をクリアしていくゲーム攻略型ストーリー展開になっています。
映画『オールユーニードイズキル』を思い浮かべてもらうとわかりやすいかも。
『ゼロから始める異世界生活』感想レビュー
見はじめたら主人公・スバルがヤベイ奴だと気がつきました。
美少女のハーフエルフ・エミリアを好きなんですが、やってることが段々とストーカーじみてて引きます。
エミリアとの約束を破るが、自分を信じてほしいと言うスバル。
そんなスバルにエミリアは「信じられない」
「俺はただ君のためにしてあげたいって、、、」
「俺のおかげでどうにかなってきただろ!」
「お前は俺に返しきれないだけの借りがあるはずだ!」
参照13話 自称騎士ナツキ・スバル
ストーカーというかモラハラというのか、とにかく怖い。
「主人公がキモイ」といった感想レビューも見られ、13話あたりで挫折する視聴者も多いようです。
わかるー。
それなのになぜ、『ゼロから始める異世界生活』が人気があるのか。
(この後、どうやって攻略していくのだろう?)という引きの強さがあり、続きを見たくなる演出が巧みだからだと思います。
スバルに能力がない中で、どうやってこの状況を打開するのか。
ようやく18話・ゼロで、レムにスバルが引きこもりについて語る場面で、盛り上がりを見せます。
レムがスバルを全力で励まします。
ここでレムのファンになった人も多いはず。
スバルは元気を取り戻し、そしてレムに信じられない言葉を放ちます。
えー!スバル最低じゃないか!もっと言い方があるよね?
と思うんですが、レムは笑って許します。
えー!優しすぎる。
スバルがクラスに馴染めなくて引きこもりなった理由がわかる気がするわー。
『ゼロから始める異世界生活』は、異世界モノに見られる主人公の能力が簡単に高くなる「ご都合主義」はありませんが、周囲がスバルにすごく優しいのがご都合主義に感じます。
19話・白鯨攻略戦はスバルも活躍し、ようやく面白いと感じました。
が、ここからまたしんどくなっていく展開。
そしてヒロインであるエミリアも、段々と面倒な女なことに気がつきました。
スバルがエミリアに優しさを見せれば「私ができないと思ってるの」と逆切れしたり。
スバルが弱っているときには優しいのも逆に怖い。
「どうして?」と言い過ぎ。
あー、主人公・スバルとヒロイン・エミリアが見るに耐えない性格ってもう見続けるの厳しい。
それでも、次はどうなっていくのだろう。
周囲のキャラクターの良さもあって、なんとか見続けました。
2期前半は死に戻りを繰り返し、全然進まない。
いや進んでるんだろうけど、スバルの思考についていけなさすぎる。
スバルに「ベアトリスに聞きなさい」とアドバイスが2回もあるにかかわらず、なぜか聞かない。
え?忘れてるの?
ライトノベルには詳細が書かれてるかもしれませんが、もう無理だ。
スバルが高校一年生という設定で思考や行動に幼さがあるんでしょうが、それを差し引いても無理。
ってことで、リタイアです。
『Re:ゼロから始める異世界生活』はゲームを何度もやって攻略していくような感覚があり、オンラインゲームなどに長けてる人は楽しめるのかな。