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『スキップとローファー』は、
「マンガ大賞2020」3位
「このマンガがすごい!2020」オトコ編7位
TVアニメ化が決定
と話題の漫画です。
スキップとローファー あらすじ
主人公・岩倉美津未(みつみ)は石川県の過疎地から東京の高偏差値高校に入学する。
みつみは将来、T大を首席で卒業、総務省に入省し過疎対策に貢献、定年後は地元で市長を務める、そんな夢がある。
ひょんなことからクラスメイトの志摩君と仲良くなり、あれよあれよと楽しい高校生活がはじまっていく。
『スキップとローファー』感想レビュー
みつみは人の言葉に裏があるとか、嫌味を言われているとか、そういうことは疑わず、言葉どうりに受け取る。
みつみが純粋ともいえるけど、それはきっと故郷にそういう人が周囲にいなかったからだろう。
みつみは人柄の良い地で育ったのだ。
だからこそ、故郷に何かしたいという気持ちが強いかもしれない。
クラスメイトの江頭さんが、みつみを見て思う。
「きっとこういうところだ。
私がムカつく奴の名前をふたつ覚えてる間に、
岩倉さんは親切にしてくれた人の名前をひとつ覚えるんだろう」
参照 スキップとローファー2巻
みつみと江頭さんの視点は真逆。
みつみは親切にしてくれた人に、
江頭さんはムカつく奴に注目する。
みつみの視点は「幸せ」をもたらすと思う。
しかし世の中は、江藤さんのようにムカつく奴を見てしまう人が多いのではないか。
「うまくいっている人の考え方」によれば、
人生がうまくいっている人の特徴は「自尊心」が高いことだと著者はいう。
自尊心とは、自分を大切にしようとする心だ。
自尊心のある人は常に自信に満ちあふれ、失敗やまちがいを犯しても、それを前向きにとらえて次のステップの土台にする心の余裕がある。
みつみは、自信満々な様子がときどき見られるし、サッと次へ移る行動力がある。
みつみと関わるうちにクラスメイトが、己の内面と向き合って変わっていく。
みつみ自身もクラスメイトから影響を受けて、変わっていく。
読んでる私も、
懐かしいような、高校生のときに感じたような感覚もわかるし、
改めてハッとする場面もある。
スキップとローファーは、みつみとクラスメイトになった気分で、青春をもう一度楽しめる漫画です。
弟にお土産を渡すのを止めようとする志摩君に言ったみっちゃんの言葉
「???関係なくない?志摩君からもらうからうれしいんだよ」
「そ かな?」
「あたりまえじゃん!」
参照 スキップとローファー3巻
「こんなものもらってもうれしくないかな?」と考えることってあると思うんです。
だけど、自分のために買ってきてくれた気持ちとか、時間をかけて選んだのだろうなとか、そういうことがうれしかったりするんですよね。
最近「手作りのアクリルたわし」をもらってうれしかったです。
スキップとローファー4巻では文化祭!
スキップとローファー5巻は、席替え、終業式後のボウリング大会
スキップとローファー6巻はバレンタインデー(*´ω`*)
どの巻も、どこか心がホッと温かくなります。
おすすめの漫画です。
スキップとローファーの2巻、クラスメイトの江頭さんが、みつみを見て思う例の場面がTwitterで公開されてたので置いときます。
ぜひ読んで欲しい(*´з`)
そんなに仲良くないクラスメイトとバレーボールする話(1/7) pic.twitter.com/Ne0OwfG8Bf
— 高松 美咲 (@takamatsumisaki) December 26, 2021
※2022年10月追記
スキップとローファー7巻は高校2年生になりクラス替えで新たな生活がスタート!
高尾山の登山もあり、縁結びで有名な神社でお参りもします。
クラス替えで友達ができるか不安なみつみ達。
美少女のゆづも新しいクラスで友人を作ろうとしますが、ある出来事で傷つけられてしまいます。
けれどもクラスメイトはゆづが感じているほど悪いことをしたとは思ってない。
別のクラスになったみつみ達と高尾山でお昼ご飯を一緒に食べたいと言いだしたゆづ。
その様子に心配したみつみは仲間に話します。
みつみ「本当にしんどいことって他人に言えなかったりしない?
な、なんか一緒に食べといたほうがいい気するんよ今回は!」
参照リンク スキップとローファー7巻
しんどいとき、悩みを聞くという直接的な支えでなくても、ただ何も言わずに寄り添う、そんなことが救いになることもありますよね。
社会人も元気の無い同僚に「ちょっと一杯やってくか」なんて、声を掛けたりしますよね。(今はコロナで難しいでしょうが)
そういう間接的な「励まし」で、人は元気になれるものです。
スキップとローファー7巻は「思いやり」など人間関係について考えさせられます。