映画『エヴェレスト 神々の山嶺』を見ました。
漫画にもなっています。
2016年の映画なんですが、ずっとAmazonにもNetflixにもアップされてなくて、ようやく見れました。
実際にエベレストの標高5200m地点で撮影された場面もあり、阿部寛氏がモンベル『ベンティスカダウンジャケット』を着用してて、これが見たかったのもあります。
過去の記事
【モンベル】ベンティスカダウンジャケット を購入(感想レビュー)#1101312 - softcandy’s blog
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』あらすじ
羽生丈二(阿部寛)は、後輩の岸文太郎を事故で失ってからは単独登攀を好むようになっていた。
そして、前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む。
羽生丈二は伝説の登山家・森田勝氏がモデルです。
この物語はフィクションです。
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』感想レビュー
昭和感溢れるエモい映画でした。
山の大自然の凄さ、人の情熱、そういうのが見たかったんですけど印象に残ったのは、予想外の場面ばかり。
映画『シャイニング』じゃね?と思う演出には、おいおい嘘だろう!?
登山を見たかった私としては、
2015年の映画『エヴェレスト』のほうが自然の驚異が描かれていたと思います。
1996年にエベレストで実際に起きた大量遭難事故が描かれています。
映画『エヴェレスト 神々の山嶺』を見て、悶々としたので、
Netflixオリジナルドキュメンタリー映画
『ニルマル・プルジャ不可能を可能にした登山家』を見ました。
世界に14座ある標高8千m以上の山、
そのすべてを7ケ月で制覇する目標を立てた登山家・ニルマル・プルジャ。
山の映像がすごい!
これ!これ!こういうのが見たかった。
白銀の世界、神々しい山々、自然の驚異、
驚くほど強靭な登山家
このドキュメンタリーでグルカ兵というのを初めて知ったし、ニルマル・プルジャの身体能力がどれほど高いか驚きました。
英国きっての精鋭部隊、SBS(英国海兵隊の特殊部隊)を辞めて、登山家になっているんです。
めちゃくちゃ体力ある。
本当にこういう人がいるんだな。
漫画みたい。
ニルマル・プルジャはネパール人で、ネパール人がこの偉業を成し遂げたということが、国や地域の人々にとってどれほどの意味があるのか、ドキュメンタリーを見れば伝わってくると思います。
最近、本を出版しています。
ニルマル・プルジャは名だたる登山家になったけれど、
「また新しい挑戦をするよ」と言っていました。
まだやるの?その言葉に違和感を覚えました。
軍隊で長年危険に身をさらしていた人が普通の生活に戻れない、という心の問題を抱えているのではないかなとも感じました。