屋根裏に断熱材(グラスウール)が敷いてあるのに部屋が暑い。
ビフォー
屋根裏に遮熱シートを施工すると、屋根からの輻射熱を反射し、下方の室内への放熱を少なくすることができると知り、遮熱シートを張ることにしました。
夕方や夜になっても家が暑いのは輻射熱が家の中に入り込んでいるからだそうで、輻射熱対策をする必要があります。
断熱材(グラスウール)だけだと、屋根からの輻射熱が屋根裏にこもりやすく真下の部屋が暑くなるようです。
アルミシートでも遮熱効果はありますが、結露しやすい、耐久性が無いなどデメリット大きいです。
張った遮熱シートはプレミアムサーモです。
1.おすすめ遮熱型透湿防水シート『ラミテクト プレミアムサーモ』
壁用の遮熱シートですが内天井なのでこれで充分だろうと判断。
アフター
内側からの施工を『天井断熱』って言うみたいです。
垂木にタッカーでとめました。
あらかじめ切ってから、屋根裏に運んで張りました。
カッターで簡単に切れるのに、手ではちぎれない強さがあります。
屋根裏が暑すぎて時間との勝負です。
他のおすすめの遮熱シートも紹介しておきます。
性能と価格のバランスの良いものを比較検討し、好みで選ぶと良いと思います。
2.おすすめ遮熱透湿防水防風シート『 ヒートバリアシートII 』
価格的におすすめです。
3.おすすめ遮熱透湿防水防風シート『デュポン タイベック シルバー』
業者さんが好んで使用しているのを見かけますので品質は間違いないでしょう。
後日、足りない分はタイベックの切り売りを利用しました。
ロールは楽天市場で売られていました。
4.おすすめ遮熱透湿防水防風シート『フクビ 遮熱ルーフエアテックス』
DIYに使用されている人が遮熱効果も実証されてました。
5.遮熱パネルーフ
垂木にはめていくだけの簡単施工。空気層を確保できます。
こちらも使用している業者さんを見ました。
このパネルがあるか無いかでかなり違うと評価もよく見ます。
タッカーが難しい屋根裏には遮熱パネルーフが簡単だと思います。
遮熱シートはタッカーで留めていきます。
簡易タッカー(ホビーホッチキス)で大丈夫でした。
たまに打ち損ねますが。
屋根裏の作業で、タッカーなど道具が煩わしい。
作業用ウエストポーチを持ってた!
思い出して使ってみました。
すごく便利。
どこのを買ったのか忘れたけど作業効率におすすめです。
屋根裏の遮熱を改善できた?効果は?(感想レビュー)
遮熱シートを張った下の部屋は、いつもより日中の暑さがマシになりました。
気のせいではないレベル。
夕方のムアッとしてくる暑さも軽減されて、外気温が下れば部屋の温度もサッと引いたと感じました。
これまでは、外は涼しいのに、部屋はいつまでも暑いということがありました。
屋根からの輻射熱が部屋に届いていたんでしょうね。
また断熱材が輻射熱を吸って、夜に放出するから暑くなるらしいです。
遮熱シートをただ張るだけで、これだけ効果があれば張った甲斐もあるというものです。
すべての屋根下だけでなく、南側の屋根下だけ遮熱シートを張ったのですが、それでも効果を感じました。
その下の部屋がいつも暑かったんです。
熱が侵入してくる経路が狭められてくると、部分的に熱が侵入してきてるのがすごくわかるようになりました。
探っていくと、なんと屋根と屋根裏の狭いスペースに断熱材が入ってなくて、そこから室内に熱が流れ込んでいました。
これはグラスウールを敷く必要がありますね。。。むむ。
グラスウールを調べてたら、楽天市場内のコンパネ屋の「旭ファイバーグラスアクリアマット」なら宅急便のように即日配送してくれるみたいです。
グラスウールって大きいので、ほとんどが専用業者さんによって配送されます。
受け取るまでに在日を確認するなどが必要で即日配送ってあまり無いので、すぐに欲しい人におすすめです。
追記 実際に注文しました。すぐに配送してくれて便利でした。
遮熱シートを張るときの注意点
屋根裏は足場が無いところもありました。
板を買ってきて渡すことも考えたんですが、長い板を買ってくるのって、もうそれだけでハードルが高くって、なんとか自力の体力で乗り越えました。
懸垂バーでぶら下がって筋力がなかったら、できなかったかもしれない。
屋根裏でひとりサスケ状態でした。
突き出た棒が屋根裏部屋の床とつながっていてしっかりしていることを確認してからのって、向こう側に渡ったり。
頑張っても遮熱シートが貼れない部分もありました。
遮熱シートはぴっちり張れないと効果が薄いとは言われますが、部分的でも張らないよりは張ったほうが改善されるという印象です。
例えば、窓に日よけをした場合、日よけが無いより日よけがあったほうが涼しいですよね?
それと同じで、遮熱シートを張れば輻射熱はマシになると思います。
実際、熱が下に降りてきにくい感覚があるので下の部屋の温度は以前よりも下がってると思います。
期待したほどの効果が得られるかは張る範囲にもよるでしょうし、天井裏に断熱材あっての相乗効果です。
夜に家屋内の熱が引くのがはやくなったと感じます。
外は涼しいのに家がいつまでも暑い家には効果が高いかもしれません。
屋根裏を完璧に断熱するなら、遮熱シート&断熱材(10㎝厚)がおすすめです。
今どきの住宅は断熱材(10㎝厚)が主流だそうです。
天井裏を剥いでDIYするなら「気密・防湿シート」を張ると、さらに気密性を高められ、クーラーの効きが良くなります。
2022年6月追記
日中35度に達する日がありました。
遮熱シートを貼っている箇所は明らかに屋根からの熱気の入りが違い、高い効果を感じました。
エアコンの節電にも貢献してくれそうです。
遮熱シートの残りを「雨戸の裏」に試しにバーマグネットでとめてみました。
すると、窓からの熱気が軽減された気がします。
もしも余った遮熱シートがあったらやってみてください。
追記(2023年8月)
窓ガラスからの遮熱効果を感じたので雨戸の裏に両面テープで貼りました。
(完璧に熱がこないわけではありませんが、伝わる熱が軽減されてるように思います)