スーパーへ行ったので、いつもの龍角散のど飴を取りに行ったら、
わ!なつかしい。
那智黒の”那智 ”を見てピンッとくる人も多いかと思いますが、那智の滝のあの那智、和歌山県の飴です。
那智黒は黒糖の飴で、直火炊きにこだわって明治10年(1877年空)から百年以上作り続けられています。
あと6年で150年!
那智黒を知らない人でも、『キン肉マン』に登場するキャラクターナチグロンは知っているのでは。
ナチグロンは那智黒からヒントを得て誕生したと言われています。
那智黒は祖母宅に常備してあって、
「黒糖は体に良いから」
という理由で1日1粒食べてよいと許された飴でした。
しかし、のど飴だったとは知りませんでした。
のどがスースーする飴では無いです。
久しぶりに食べたけど、美味しい。
黒糖の何とも言えない深みのある甘味、あの黒糖独特の濃い味はやっぱり那智黒でしか味わえない。
小ぶりな飴なのも舐めやすい。
ゆっくり溶けるので、長く楽しめるのもいいんです。
那智黒と言えば、昭和47年~58年に放映された、個性的なローカルCMが関西で有名です。
黒人男性が踊りながら「那智黒!」
おばあちゃんも踊りながら「どっこい」と合いの手。
「那智黒!」
「イエイイエイ!」
斬新。
那智黒は祖母をはじめ、おばあちゃんが食べる飴と認知していたので、おばあちゃんが起用されているのは自然に感じました。
黒人男性が那智黒の精(飴の擬人化)を表現していると思うんですが、ふたりの絡みがすごく良い。
楽しい。
私も那智黒を食べるときはウキウキした気分になっていたので、このCMはまさに「那智黒を食べてるときの気持ち」がよく表現できた素晴らしいCMだ!!
当時そう思いました。
関連リンク Youtube 懐かしCM 那智黒