グレゴリー・IDホルダーを自分で修理【DIY】セルロイド交換
グレゴリーのIDホルダーの透明なセルロイド部分が破れました。
本体はまだまだ使えるし、壊れたらみんなどうするのかな?
調べたら、革のパスケースは修理をして使う人が多く見られました。
高級ブランドのパスケースは持ち込めば修理してもらえます。
酷く壊れて断られたら修理屋さんで修理してもらってたり、高級パスケースでなくてもお気に入りの革のパスケースなら自分で修理を試みている人も多かったです。
グレゴリーのIDホルダーも修理屋さんで修理を頼めなくはなさそうだけど、代金が8千円程かかりそうで、買い直したらいいじゃんというお値段なので自分で修理しました。
人気のポーターのパスケースは修理価格とほぼ同額で新しいパスケースが買えるので、新たに購入することを薦めているブログがありました。
廃番のモデルだったり、気に入っているパスケースなら修理するのがおすすめです。
吉田カバンでは独自の修理サービスを行っていますが、
新型コロナウイルスの影響に伴い、安定した受け入れ態勢が整っていないため、修理品のお預かりを一時休止させていただいております。何卒ご了承をお願いいたします。 参考 HELP[ヘルプ] 吉田カバン
新型コロナウイルスは修理にまで影響が出てました。
革のパスケースは合皮補修シートなどを利用したら簡単に修繕できるかもしれません。
さて、自分で修理してみます。
まず、フチだけ残して、こんな感じに切って、
クリアファイルを切って、ボンドなんかで貼ったらいけるんじゃ?
やってみたけど、全然うまくいかないし見栄えも悪い。
仕方ない。
腹をくくって、縫い目を解いてミシンで縫い直すことにしました。
フチが二重に縫われています。
内側の縫い目だけ解いて、ハメるようにしてクリアファイルを挟み込み、内側をミシンで縫うことにしました。
修理屋さんは全部バラして縫い直してますので、この方法は綺麗に修理できるはず。
やぁっ!
なんとか縫えました。
パッと見た目、DIYとわからない程度のクオリティには仕上がったと思います。
こうして自分で縫ってみると、改めて縫製技術ってすごいなと思います。
番組で縫製工場が映し出されることがあるんですが、中国やパキスタンなど海外が多いですね。
日本の縫製技術が海外に流れていて、とても惜しいという話も聞きました。
縫製はただ縫うだけではなく、着心地が良くなる縫い方だったり、丈夫な縫い方だったり、細やかな技術が隠されているのです。
日本国内にも縫製工場がありますが、数は減少しているそうです。
国内の縫製工場は高齢化や機械の老朽化も目立ち、いつ廃業してもおかしくない工場もあります。
現在、縫製工場では医療用のガウンを製造しているところが多いと聞きます。
国内で製造すれば素早くガウンを提供できるだけでなく、縫製技術が高く、安心してガウンを使用できると思います。
コロナを機に国内回帰の動きが見え始めています。
国は国内製造業を見直し、力を入れて欲しいです。
国内製造が活性化すれば、雇用も増加する可能性があります。
朝日新聞・町工場が医療用ガウンづくり