宇宙兄弟37巻が2月27日に発売されました。
ジョーカーズAチームの帰還の物語です。
宇宙兄弟の前の話を忘れちゃたので、さかのぼって30巻くらいから再読しました。
改めて読んでみると、めちゃくちゃいろんなことが起きてる!
3月28日にはオンライン読書会が開かれる盛り上がり!
ISSでのエディの活躍がすごかった!
エディはISSに長く居たので知識や経験が豊富なのもありますが、
判断もはやく、的確に対応していく。
こういう頼れるリーダーって理想的!
しかも、信頼度が高いからエディの判断でNASAからもOKがでる。
エディがいなかったら、対処にもっと時間がかかってたはずです。
ノーマンがエディから指示がある度に、「!」「なるほど」
おい、ノーマン気がつけよっ!って思ってしまうほど(笑)
エディがすごいってことなんですけどね。
ローリーが作業の途中で「エイリアン4」のことを言ってきて、普通の人だったら「そんな下らないことを今言うな!」とか言っちゃうと思うんですが「心配ない」と冷静なエディ。
こういう大人の余裕も見習いたい。
上司がエディだったら惚れちゃう!
そんなエディが率いるジョーカーズAチームが帰還し、月に残ってるムッタ達はちょっと不安にもなりますよね。
宇宙兄弟はチームで働く良さが描かれていて、こんな風に働けたらいいなぁと心底思います。
と、最終ページに『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいくチームの話』の広告が(笑)
ムッタやヒビト、ジョーカーズの成長ストーリーを分析して、自分の得意なスタイルで仲間をリードしていく方法が書かれているそう。
私はエディになりたいぞ!
37巻の冒頭。
ムッタが丁寧に掃除してる姿に、日本人ぽいな~って感じました。
ただキレイにしてるんじゃなくて感謝を込めてるところが特に。
ムッタの性格が感じ取れて、何気ないそういう場面が後々の何かに説得力をもたらすように思います。
ムッタなら当然そうするよね!
ムッタならそれはしないよね!とか。
ムッタとヒビトの子供の頃のエピソードが登場します。
そこでお父さんが名言を!
そうなのよ~、それも優しさなのよ~、と激しく同意しちゃいまして。
お父さんは無関心なようでいて、ものすごーく子供を観察してたことがわかったのも微笑ましかったです。
お父さんってそういうものなのかな、と自分の父のことを思い出してみたり。
お父さんの観察眼をムッタは受け継いでるんだな!とも感じました。
宇宙兄弟を1巻から読んできて、ムッタってすごいなーと思う。
愛されキャラ&要領の良いヒビトと違って、ムッタは困難に直面しやすい。
気難しい相手にもうまく緒尻を合わせていく努力家さん。
はじまりはいつだって「恵まれてない」感じだったのに、いつのまにか「恵まれてる」に変えている!
毎回なんとか乗り越えていくんですが、21・22巻のゲイツの回はやばかった。
逆立ちしても無理な感じ。
どうやってこの危機を乗り越えるんだろう!?
ハラハラした巻でした。
ここぞ!というチャンスで、ポーンと相手が受け取りたくなるボールを投げれるムッタ。
ムッタは将来、エディのようなリーダーになるんじゃないかな。
次巻が待ち遠しいです!