『ワカコ酒』のスピンオフ漫画『大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店』を読みました。
ワカコ酒は酒飲みの女の子が主人公でドラマ化もされてる人気の漫画です。
大衆酒場ワカオは寡黙なおじさん・ワカオさん(50歳)が主人公。
居酒屋を20年やっています。
試し読みして面白かったので買ってみました。
ワカコ酒のワカコさんも飲みにやってきます。
1話目はだし巻きたまご。
だし巻きたまごが食べたくなるやつ!
だけど、食べたくなるだけでなくワカオさんの料理でお客さんが幸せな気持ちになり、それを見たワカオさんもうれしくなったり。
何気ない居酒屋の日常なんですが、ほっこりします。
ワカオさんはお客さんを温かい目で見守りながら料理してるのもいいんですよね。
特別な仕事ではないけれど、こうした地道な仕事が人を幸せにするんだよなぁ、としみじみ共感。
がんばろう、ってちょっぴり元気をもらいました。
大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店2巻は2月20日に発売したばかり。
大衆酒場ワカオに親父さんの頃からの常連がやってきます。
常連さんってシビアで、子が受け継いだ後、はじめは長年の付き合いで来店してくれますが、その後続くかはやっぱり店主次第なんですよね。
常連を大事にするという行為がどういうものかワカオさんを通じて見られて、興味深かったです。
お客さんの気持ちに沿うって大事だけど、どうやって沿ったらいいのか、その方法がちょっとわかるような気がしました。
そしてまた、ワカオさんも常連さんによって助けられていることも描かれてて、いいなぁ、こういう居酒屋。
※追記 7巻が最終巻となりました。もっと読んでいたかったな。
大衆酒場ワカオも30年近くになり、常連の顔ぶれも少しづつ変わってきました。
接客を担当していた八ちゃんとも10年のコンビになりました。
ワカオさんも少し性格が丸くなって、1・2巻に比べてサラッと読める印象です。